日本口琴協会定例会

毎月最終月曜日(2019年度から)は、口琴の日。「日本口琴協会定例会」と銘打って、月1回、口琴に興味のある人が集まる催しを行っています。
目標:「5年くらい以内に、国際口琴大会を日本に誘致しよう。」
年度 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010
2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020
 日本口琴協会オンライン定例会(2020.6〜)はこちら

2013年度(第十一期)
 開催場所:東京高円寺「円盤」http://enban.web.fc2.com/
第百十九回日本口琴協会定例会
2013年6月9日(日)
『竹原 幸一 インド口琴フェス参加報告会』
2013年2月7〜8日、南インド西海岸のゴアで、インド初の口琴フェスティバル「The World Mouth Harp Festival of India」が開催された。ゴア生まれの口琴プレーヤーNeptune Chapotin(世界口琴名人2011)の主催により、南インド、ネパール、フランス、ロシア、ウクライナなどから口琴奏者、口琴マニアが大集合。日本からも、竹原幸一グループ(石井秀典:カンジーラ、竹原幸一:モールシン、階戸達郎:ターラム)が参加、絶賛を博した。裏話満載の報告会!スペシャルゲストに石井秀典を迎え、ライブも。
第百二十回日本口琴協会定例会
2013年7月14日(日)
『Mark Sadgrove ライブ』
「ニュージーランドから現在日本に量子力学の研究に来ているはず…
なのだが、マシンとしか言いようのない数々の自作楽器を制作する奇才。ロボットがギターを弾くオートギターや、八本の足のようなものがふらふらとゆらぎ8個の音のアンサンブルを奏でるタコなど見てくれの剥き出し機械感と、システムの単純さがなんともいえないおかしみをも持っています。」(円盤店長 田口史人)
今回は、口琴の要素をそれなりに抽出した新作マシンが登場。そのすごさは、見た人にしかわからない!!
第百二十一回日本口琴協会定例会
2013年8月11日(日)


『直川 礼緒 バシコルトスタン口琴事情報告会』
●ウラル山脈の麓、西シベリア・バシコルトスタン共和国で、今年3月、二つの口琴のイベントが開かれた。
●ひとつは、バシコルトスタンを代表する口琴演奏家であり、ピストル型口琴をはじめとする、数々のユニークな発明口琴の考案者でもある、ローベルト ザグレッヂーノフの80歳の記念の催し。
●もうひとつは、口琴の盛んな、北東部のメチェトリンスキイ地区で隔年に開かれ、今年で第4回目を迎える、口琴演奏・ウズリャウ(のどうた)演唱コンテストである。
●前者にゲストとして、後者に審査員として参加した、日本口琴協会代表・直川礼緒が、知られざるバシコルトスタンの口琴情報をご報告。
●イベントの後に訪れた、最南部ズィアンチュリンスキイ地区の口琴製作の模様や、国民楽器クライ(5穴の縦笛、音楽が尺八とそっくり!)、ウズン キュイ(「長い歌」の意、追分にそっくり!!)などの映像も交えて紹介。
第百二十二回日本口琴協会定例会
2013年9月8日(日)
ハスロー LIVE』
中国・内モンゴル自治区出身。好きな食べ物:刺身・サラダ・リンゴ、好きなもの:車・カメラ・畑・温泉。倍韻を使用する伝統的な演奏法を得意とし、美しいメロディラインを奏でる、ハスローの馬頭琴ライブ。
走るラクダ、シニ河のほとりの夜・月夜の舞などを披露。オルティンドーのさわりも飛び出した。
第百二十三回日本口琴協会定例会
2013年10月13日(日)
口琴ナースステーション LIVE
世界各国の口琴を使用して、パフォーマンスを繰り広げる女性5人のグループ.。メンバーは婦長・momo・アヤヤッコ・マタギ・MAKIRA。2013年6月15日浅草某所にて軽いのりで結成。どさくさに紛れて日本口琴協会の直川氏に猛アタックし結成2日目にして都内各所でのライブオファーをうける。口琴のエイジング効果を信じ美の追求のため日々トレーニングをおこなう。
アヤヤッコ コメント:倍音であなたを優しく包み込む、白衣の堕天使たち。ナースコールがあればどこでも行くわ。絶賛舌筋トレーニング、チュー? お熱、計りましょうね♪
第百二十四回日本口琴協会定例会
2013年11月10日(日)
直川礼緒 トゥヴァ口琴フェス参加報告会
アジアの中心を自任するロシア連邦トゥヴァ共和国で、10月、第2回国際口琴フェス&コンテストが開かれるという報が、突然もたらされた。すべてのしがらみを投げ打って駆け付けた日本口琴協会代表・直川礼緒がそこで見たものとは。
第百二十五回日本口琴協会定例会
2013年12月8日(日)
PUNSUCA ライブ
●ヘンテコ自作楽器を操る駄菓子屋感覚兄弟ジャンクテクノユニット。
●[ MODULATION GYM/怪人図鑑主催]
●今回は、新作楽器「スカプー」のお披露目演奏も。引き続き、
「結構使える」スカプーの新技各種検討会!!
第百二十六回日本口琴協会定例会
2014年1月12日(日)
惠原 詩乃 LIVE
帯広生まれ。埼玉県在住。ハポネタイ副代表。北海道十勝清水剣山麓の森ハポネタイにて、毎年9月にアイヌアートフェスティバルを開催し、関東圏でも多数のイベント、ワークショップを主催する惠原 詩乃(えはら うたえ)。ムックリ・トンコリ演奏、ウポポ、アイヌ語入門講座、ハポネタイ活動紹介、ニュージーランド先住民族マオリからいただいた楽器紹介、ムックリワークショップなど盛りだくさんな内容で盛り上げた。
第百二十七回日本口琴協会定例会
2014年2月9日(日)
『FENNEC ライブ』
FENNEC(フェネック)・・・西アフリカのサハラ砂漠に住むキツネの名前からとったバンド名です。サハラ砂漠の先住民、TUAREG(トゥアレグ族)黄色人種の文化と音楽を日本の皆さまにお伝えしています。風の谷のナウシカで参考にされた民族で、黒人文化ではありません。日本には、このアフリカの西及び北の文化がなかなか入ってきていません。特にこのサハラ砂漠の文化は皆無といってよいと思います。過酷な砂漠の生活を生き抜いてきた遊牧民達の伝統と文化と空気を感じ、少しでも興味を持って頂けたら嬉しいです。
第百二十八回日本口琴協会定例会
2014年3月9日(日)
山崎 隆史 LIVE
1976年東京生まれ、山形県米沢市在住の口琴製作者による、自作口琴紹介と、目くるめく「口琴共鳴器」の世界。「バリトンサックス型(写真)」「バスクラリネット型」「ポケットトランペット型」「卓上スライド式(重すぎて携帯不可能なトロンボーン型)」「口琴型」…。(口琴共鳴器マーチングバンド団員募集中!)
さらに、口琴界にセンセーション(?)を巻き起こした新型口琴「直川式」(製作:山崎隆史、考案:直川礼緒)公式発表会見も。
第百二十九回日本口琴協会定例会
2014年4月13日(日)
夏秋 文彦 LIVE
「口琴に出会って十数年、即興性に加えポップスやロックの経験も口琴演奏にも取り入れて出来たらと思っています。」
今回のライブでは各種口琴(金属製、木製、マウスボウ、多弁口琴)や、循環呼吸&両手弾きを駆使して緻密かつ大胆、グルービーな音を紡ぎだす世界でも類を見ない鍵盤ハーモニカの演奏を中心に、他の楽器演奏も織り交ぜたライブ
を繰り広げた。
このページのトップへ
2014年度(第十二期)
 開催場所:東京高円寺「円盤」http://enban.web.fc2.com/
第百三十回日本口琴協会定例会
2014年5月11日(日)
映像『モンゴル・ウリアンハイのホーミー』を見る
モンゴル西部アルタイ山の麓、ホヴド県は、モンゴル文化の最後の砦として知られる。ホヴドのトールチ(英雄叙事詩の語り手)の家系に生まれた、音楽家・研究家E. バータルジャヴが、少数民族ウリアンハイに伝わるホーミー、各種民族楽器、シャマニズム儀礼について解き明かす。伝統的なホーミー演唱者達、ホーミーについて熱く語る研究者たち。口琴も随所に登場!
2011年製作のこの貴重な映像を、モンゴルホーミー協会からプロフェッショナルホーミー歌手の認定を受けた梅木 秀徳のご案内で見る、ディープなイベント。
第百三十一回日本口琴協会定例会
2014年6月8日(日)
『直川 礼緒 2nd.アルバム リリース記念イベント』
日本口琴協会代表・直川礼緒の2nd.CD「Music of Japanistan / ジャパニスタンの音楽」リリース!
イラストを担当した、版画家・絵本作家 早川純子をゲストに迎え、ライブ・対談・サイン会・握手会etc.を。
●早川純子:東京生まれ。多摩美術大学で版画を学ぶ。主な絵本に「まよなかさん」(ゴブリン書房)、「家缶」「どんぐりロケット」(ほるぷ出版)、「はやくちこぶた」(瑞雲舎)、「山からきたふたご スマントリとスコスロノ」(乾千恵再話、松本亮監修/福音館書店)など。
第百三十二回日本口琴協会定例会
2014年7月13日(日)

『永田 砂知子 LIVE』
パーカッション奏者・即興演奏家の永田砂知子による、「波紋音」を中心としたライブ。
●波紋音(はもん)とは・・彫刻家・斉藤鉄平が水琴窟の音に感動し創作した、オリジナル作品であり、楽器である。水の波紋音のように音が広がるように、というイメージで波紋音(はもん)と命名された。永田砂知子との出会いは97年。依頼、独自の世界を表現し国内外で活動。京都・法然院、高知・竹林寺などの寺社から岡本太郎美術館、豊田市美術館などの近代建築まで、空間演出も考え演奏をおこなっている。
第百三十三回日本口琴協会定例会
2014年8月16日(土)
ポスポス大谷 CDリリース記念イベント
ポスポス大谷の初CD「空飛ぶ円盤に遭遇の仕方を教えて」リリース記念ライブ@定例会。
1972年生まれ、神奈川県鎌倉市出身、スロートシンガーソングライター、口琴奏者、日本口琴協会会員。エレキギターで喉歌や特殊発声を駆使した日本語弾き語りを。倍音に関しては印象派である。2年ほど前から裏丹沢の標高300メートルにある集落に移住。現代における倍音ライフを模索し実践している。家庭菜園、西洋式毛針釣りを趣味としている。
第百三十四回日本口琴協会定例会
2014年9月14日(日)
第8回国際口琴大会参加報告会
●2014年8月8日(金)〜10日(日)、ドイツ、ライプツィヒ近郊の町タウハで、第8回国際口琴大会が開催された。 ●今回の大会は、毎年タウハで開催されている音楽祭「Ancient Trance(古代のトランス)」フェスティバルの一環としての企画。 ●日本からは、今井ノリ子、鈴木紀美代をはじめとする5名のアイヌ民族ムックリ奏者、口琴製作者・山崎隆史、日本口琴協会代表・直川礼緒らが参加。 ●サハ、バシコルトスタン、ロシア、ウクライナ、リトアニア、ハンガリー、オーストリア、ドイツ、スイス、イタリア、フランス、イギリス、中国、チリ…。世界中から集まった、口琴人間たち。そこではいったい何が?! ●報告:山崎隆史・直川礼緒
第百三十五回日本口琴協会定例会
2014年11月9日(日)
モールシンズ ライブ
●通常、カルナータカ音楽において口琴モールシンは脇役だが、積極的にモールシンを贔屓し、主役に据えたカルナータカ音楽を演奏するユニット・モールシンズ。
●メンバーは竹原幸一(ムリダンガム&モールシン)、階戸文乃(モールシン&コンナッコール)、橘川京子(モールシン&コンナッコール)、階戸達郎(インドヴァイオリン)の4名。
第百三十六回日本口琴協会定例会
2014年12月14日(日)
寺田亮平 内モンゴル・国際呼麦(ホーメイ)コンペティション参加報告会
●2014年7月5〜9日の5日間、中国内モンゴル地区の町、満州里市にて中国における初の国際ホーメイコンペティションが開催された。トゥバから40名近くのミュージシャンに同行し、日本人で唯一このフェスティバルに参加したトゥバ音楽演奏家の寺田亮平が、その顛末をご報告。様々な問題をはらむ「新しい伝統」、内モンゴルのホーメイとは!?
第百三十七回日本口琴協会定例会
2015年1月11日(日)
映像『チャドィガン(チャトハン)』を見る
●チャトハン―それは魔法。チャトハンの音を聴いて心を動かさない者は、ハカス人ではないと言われている。母語と母なる音楽は、幼少の頃から、母乳と一緒に吸い込まねばならない。そうすれば、その子は、自分が誰で、どこからきたのかを絶対に忘れることはない。
●昔、チャトハンを弾く天賦の才能の持ち主「ハイジ」(チャトハンの伴奏で、喉歌ハイで英雄叙事詩を語る語り手)の演唱を聴くことは、胸が高鳴る、お祭りのようなイベントであった。その語りは、何昼夜にも渡って、途切れることなく続けられることもあった。物語が人の心と考えを動かす。人々は、仕事の手を止め、家族全員がチャトハンの音に引き寄せられたのだった。
●アジア中央部に住むハカス民族の「国民楽器」チャトハン(筝)をテーマにした映画。ユーリイ クーロチカ監督、2013年ハカスフィルム。出演:エヴゲーニイ ウルグバシェフ、ヴャチェスラフ クチェーノフ他。
第百三十八回日本口琴協会定例会
2015年2月8日(日)
『世界の口琴切手 vol. 2』
世界にはどのような口琴切手があるのか。前回「世界の口琴切手」をご紹介してから早10年。昨年新しく発行されたハンガリーの切手やエストニアの切手シート、2011年発行のキルギス(クルグズ)の切手など、新情報を含め、口琴切手、口琴FDC(初日カバー)、口琴消印を再検証。ご案内:直川礼緒(日本口琴協会代表)
第百三十九回日本口琴協会定例会
2015年3月8日(日)
『VELTZ ライブ』
VELTZ(松岡亮):2008年からVLZ PRODUKTをスタート。美川俊冶、TNB他様々な国内外アーティストの制作を行う。VELTZ 名義では一昨年オメガポイントよりアルバム「アナログテレビに捧ぐ」がリリースされている。様々な演奏アプローチを行うが、近年はアナログテレビを音楽に還元する方法を主に模索している。
何と、古いテレビの固有の砂嵐を音源としたライブ・パフォーマンス。口琴とのセッションもばっちり
第百四十回日本口琴協会定例会
2015年4月12日(日)
映像『ホムスの宇宙/世界』を見る
●サハ人のアイタちゃんととアルチョム君が、サハのホムスと、世界の口琴を知るため、ヤクーツクの口琴博物館を訪れ、展示を見学し、館長に話を聞く。そして、製作者の工房も訪問。
●驚異的な発展を遂げたサハの口琴文化。その「現在」を知るための、最適の内容。口琴初心者から上級者まで、いろんな意味で楽しめます。
●出演:口琴博物館の展示説明:ニコライ ジルコーフ(アンサンブル「アルグィス」)/口琴博物館館長:ニコライ シシーギン/口琴製作者:フェリクス コミッサーロフ/口琴美人:マリヤ クリーチキナ
●アナトーリイ マムルーコフ監督、2014年サハ共和国文化省、サハフィルム。
2015年度(第十三期)
 開催場所:東京高円寺「円盤」http://enban.web.fc2.com/
第百四十一回日本口琴協会定例会
2015年5月10日(日)
熊谷 麻綾 LIVE
●熊谷 麻綾:埼玉県生まれ。二児の母。趣味は映画鑑賞。今回は母(ジャズ歌手・熊谷たみ子)が歌っていた、アイヌ語でアメージンググレースを歌います。ピアノ弾き語りバージョンと、ムックリによるイントロ〜口琴伴奏バージョン!
●賛助出演:山本栄子(from阿寒湖。ムックリ、歌ほか)→

ウポポの競演、ウコウク(アイヌ民族の輪唱)のワークショップも。
第百四十二回日本口琴協会定例会
2015年6月14日(日)

蔡 怜雄 LIVE
●蔡 怜雄(さい れお)/トンバク、ダフ、フレームドラム

幼少より世界の音楽、文化に興味を持ち育つ。ドラムセット奏者として演奏活動をスタートするが、大学時代トンバクやダフの繊細な表現、音色の豊かさ、楽器の美しさに惹かれてペルシャの打楽器奏者に。
2012年にバークリー音楽大学を卒業、Peyman Nasehpour氏らからペルシャの打楽器演奏を学ぶ。ボストンではペルシャ音楽のグループに参加し各地で演奏する。帰国後はペルシャ音楽を中心に活動している。

サントゥールやタンブールなどもご紹介。
第百四十三回日本口琴協会定例会
2015年7月12日(日)

馬喰町バンド LIVE
●ギター・唄 : 武徹太郎 / ベース・唄 : 織田洋介 / 遊鼓・唄 : ハブヒロシ

●昭和生まれ、新興住宅地育ちの三人組。懐かしいようでいて何処にも無かった音楽を、バンド形式で唄って演奏する。日本各地の古い唄のフィールドワークや 独自の“うたあそび”を元に奇跡的なバランス感覚で生みだされる彼らの音楽は、わらべうた・民謡・踊り念仏・アフロビート・世界各地のフォークロアが、ま るで大昔からそうであったかのように自然に共存する。
口琴多目で。
第百四十四回日本口琴協会定例会
2015年8月9日(日)
レコードで聞く口琴
●和歌山富三郎「Best Hits 12」、フランキー堺「Let's Go Commic Jazz」…。円盤店主・田口史人による、CDでは聴けない口琴の世界、パート2。
●円盤で開催中の特別展「円盤のなつやすみレコード祭?日本のポータブルレコードプレイヤー展」(7月29日? 8月10日)関連企画。日本のポータブル・レコード・プレイヤーを80台以上展示!
●「レコジャケに見る口琴」by直川礼緒(日本口琴協会代表)も。
第百四十五回日本口琴協会定例会
2015年9月13日(日)
直川 礼緒 サハ口琴事情報告会 2015夏』
●世界で一番、口琴が盛んな国、ロシア連邦サハ共和国。今年6月〜7月、夏至祭りの時期にサハを訪れた、日本口琴協会代表・直川礼緒が、当地の最新の口琴事情を報告。
ψ夏至祭りウィフィアハのプログラムとして行われた、口琴演奏コンテストの数々(チュラプチィ村、ヤクーツク市、ハンパ村など)。
ψ「鍛冶師の夏至祭り」(バーヤガ村)で行われた、口琴製作コンテストと、ナイフ製作コンテストのガチ勝負の模様。
ψ鍛冶作業による伝統的な口琴製作技法から、レーザーを使用した製法、歯科医療領域にまで踏み込んだ、最新の製作技法まで。
ψ各地の新作「口琴モニュメント」ほか、各種の「口琴モチーフ」モノたち。
ψそして、蚊の大群…。
第百四十六回日本口琴協会定例会
2015年10月11日(日)
鍛冶屋・目次伯光の口琴製作
●1997年に、ふとした切っ掛けから口琴製作を開始した、目次伯光。世界の著名な口琴奏者から高い評価を受ける、「伯光口琴」。その緻密な製作の模様を、写真とビデオ、本人による解説でご紹介。
●フランス人写真家・楽器製作者 バンジャマン デュシエーヌ2011年撮影、フォトブック「目次伯光の口琴製作」発売記念サイン会も同時開催。
第百四十七回日本口琴協会定例会
2015年11月8日(日)
世界の口琴ポストカード
●世界各地の「口琴」「口琴奏者」をテーマにした、絵葉書や、グリーティングカードをご紹介します。サハはも ちろん、台湾、マレーシア、アルタイ、キルギス、カザフスタン、エストニア、スエーデン、ノルウェー、オーストリア、スイス、イタリア、フランス、オラン ダ、ニュージーランド、そしてアイヌなど、古今東西の約100点。ポストカードから見えてくる口琴の世界とは。ご案内:直川礼緒(日本口琴協会代表)
第百四十八回日本口琴協会定例会
2016年1月10日(日)
シーサーズ LIVE
●沖縄の屋根に座したる魔除けのシーサー(獅子)。それにちなんでシーサーズ(顔が似ているわけではございません!)。メンバー:持田明美(唄・三線・胡弓) 平沢千秋(唄・三線・笛)
●シマウタとはシマ(集落)の唄。沖縄、宮古、八重山、奄美などの琉球列島はじめ各地でうたい継がれてきたシマウタを訪ね、それをアレンジしてうたっています。近年、凝っているのは「映像紙芝居」。歌と絵でこの世のことや神世のこと語り、うたいます。>年初め、おめでたい歌特集!
第百四十九回日本口琴協会定例会
2016年2月14日(日)
コーヒーと口琴』
口琴のメッカ、ロシア連邦サハ共和国の首都ヤクーツクで今人気なのは、口琴ホムスのデザインのラテアートを搭載したカプチーノ。
今回の定例会では、おいしいコーヒーと、口琴クッキーをいただきながら、ヤクーツクで撮影してきた「口琴ラテアート作りの現場」ビデオを見ます。
他に、極度な発展を遂げた、サハのホムス特殊演奏のビデオも。
第百五十回日本口琴協会定例会
2016年3月13日(日)
山川 冬樹LIVE
ホーメイ歌手/現代美術家。自らの声・身体を媒体に視覚、聴覚、皮膚感覚に訴えかける表現で、音楽/現代美術/舞台芸術の境界を超えて活動。己の身体をテクノロジーによって拡張するパフォーマンスを得意とし、歌い手としては日本におけるホーメイの名手(アバンギャルド部門)として知られる。
心臓の鼓動をコントロールすることで照明を制御し、骨伝導を使って、頭蓋骨をパーカッションに。美術と音楽に関してのトークもたっぷり。
2016年度(第十四期)
 開催場所:東京高円寺「円盤」http://enban.web.fc2.com/
第百五十一回日本口琴協会定例会
2016年4月27日(水)
マチェイ コレニッチ LIVE
第4水曜に開催に変更後の第一弾は、スロバキア出身、伝統楽器フヤラの奏者マチェイ コレニッチMatej Kolenic。 アイルランドのコーク大学を卒業し、大学院で民族音楽を専攻。
2006年から津軽三味線を学び、独自の奏法を開発。エスニックバンドJungle Beanの活動開始、Cork Jazz Festival(アイルランド)などに出演。2013年から日本へ本格移住、三味線の山本大、インド音楽のスペシャリスト、ティム ホッフマン、歌手のおおたか静流などとコラボレーション。マチェイ教室で、子供に音楽や英語を教える。コンツォフカに目のない夏秋文彦の飛び入り参加もあり、盛り上がりを見せた。
第百五十二回日本口琴協会定例会
2016年5月25日(水)

ニコ LIVE
チリ・サンチアゴ出身の建築家・アーチスト、ニコ Nicolas Matzner。2012年、スウェーデン・ストックホルムに移住、様々なアートを通したプロジェクト「La Ruta del Trompe(口琴の道)」開始。口琴の始原を求める旅に出る。
これまで、イタリアのシチリア、オーストリアのモルン、ドイツのタウハ、インドネシアのバリ、ベトナムのサパとハノイ、タイのチェンライ、チリのサンチアゴとプエルト サアヴェドラなどで、口琴製作者たちを記録。ドキュメンタリーとフィクションを織り交ぜ、ラップ調に仕立てたその番組は、チリ13Cチャンネルで2シーズンに渡り放送。 http://www.larutadeltrompe.com/
2016年は、口琴製作者に会うため、日本〜サハへと旅を開始。「La Ruta del Trompe」特別編の上映・解説・演奏。
第百五十三回日本口琴協会定例会
2016年7月27日(水)
直川 礼緒 サハ口琴事情報告会 2016夏
2016年6月25日のサハ共和国の首都ヤクーツクの夏至祭りや、ナム地区タースターハ村の夏至祭り。鍛冶師たちによる「たたら製鉄」、口琴製作、口琴ケース製作に密着取材した成果を報告。口琴美人2014の手放しホムス演奏、サハのポップスのビオクリップに登場する口琴の画像も。
第百五十四回日本口琴協会定例会
2016年8月24日(水)
ロンボク島(インドネシア)口琴事情報告会 by Steev Kindwald』
バリ島の東隣、ロンボク島に伝わる、紐口琴ゲンゴンgenggongと弾口琴スロベールsloberの非常に貴重な最新情報(2016年3月)を、映像・録音を駆使して伝える。報告は、口琴演奏家であり、スマトラの斜め笛サルアンなどの奏者でもあるスティーヴ・キンドウォルド。循環呼吸のダブル・フルートの演奏も披露。
第百五十五回日本口琴協会定例会
2016年9月28日(水)
アジアの発掘口琴
口琴はいったい、いつ、どこで生まれたのか。口琴界の永遠のミステリー。地球上のどの地域のどんな人物が、いつごろ、どのような形の口琴を演奏していたのか。その直接的な物証となる、発掘された口琴のうち、中国、モンゴル、シベリア、そして日本など、アジアの物を中心に各種ご紹介。報告:直川礼緒
第百五十六回日本口琴協会定例会
2016年10月26日(水)
寺原太郎 LIVE
92年より巨匠ハリ・プラサード・チョウラスィア師の弟子である中川博志氏に、96年より巨匠ニキル・ベナルジー師の愛弟子H.アミット・ロイ氏に師事。06年より継続的にオーストラリアWoodford folk festivalに出演。07年坂本龍一プロデュース「ロハス・クラシックコンサート」出演。映画「手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ永遠に」(2011)、映画「るろうに剣心」(2012、2014)、スーパー歌舞伎U「ワンピース」(2015)で挿入曲を演奏。インド、オーストラリア、南米、北米をはじめ国内外で演奏活動を行う。インド古典音楽の深い理解に基づく、叙情的かつダイ ナミックな演奏で、各方面より高い評価を受ける。
第百五十七回日本口琴協会定例会(出張定例会in四日市)
2016年11月25日(金) 17時開演
おやこのためのハンガリー音楽入門ワークショップ
遠くハンガリーからやってくる3人のミュージシャンZoord。不思議な楽器「口琴(こうきん)」を中心に、太鼓、ヴァイオリン、歌で、国境も年齢も越えて躍らせる!その伝統的且つ新しい音楽のひみつを、演奏・解説を交えながら楽しくひもといてゆきます。大人も、こどもも、おやこでも、ぜひどうぞ。

子どもの本専門店メリーゴーランド2F(四日市)にて。
第百五十八回日本口琴協会定例会
2016年12月28日(水)
鎌田英嗣 ライブ
トゥバの伝統的な3つの弦楽器イギル(二弦)・ドシプルール(三弦)・ブザーンチ(四弦)を弾く。ホーメイ歌手。独学にてホーメイその他楽器を学び、2013年ユネスコ国際ホーメイシンポジウム・ソロ・コンテストにて外国人ならが“トゥバの伝統的なホーメイのスタイルを継承する”という賞を受賞。また2015年ロシア連邦トゥバ共和国主催のホーメイコンテスト伝統部門にて入賞。2016年にもトゥバ国内の大会にて受賞する。2014年にはモスクワ音楽大学、2016年には本国トゥバ共和国でのコンサートを行う。特に、笛のような音を奏でるスグット、低音のホーメイ、イギルの演奏に定評がある。
日本口琴協会・直川と、お互いの所蔵するトゥヴァ音楽の音源(LP・CDなど)の紹介(見せっこ)大会も。
第百五十九回日本口琴協会定例会
2017年1月25日(水)
映画 ツンドラブック 上映会』
極東ロシア、北極圏。ベーリング海に面したチュコト半島は永久凍土と呼ばれるツンドラ地帯。そんな過酷な地域でトナカイを追って暮らす遊牧民チュクチの人々。72歳のヴクヴカイを通して、チュクチの人々の生活を追ったドキュメンタリー映画。観るものを圧倒する雄大なツンドラの景色と自然を背景に、現代社会の矛盾を突きつける。 2011年/ロシア/105分/監督:アレクセイ・ヴァフルシェフ  口琴BGMあり!
協力:「ツンドラブック」日本上映委員会
第百六十回日本口琴協会定例会
2017年2月22日(水)
東京マンガ ライブ』
圧倒的な歌唱力とダブル口琴の幻想的サウンドが織りなす、時代もジャンルも越えたオルタナティブテクノポップユニット・東京マンガ。参加者全員による口琴セッション、みんなで「ビートルズThe Fool on the Hillに口琴が使われているかどうか判定」コーナーも。
第百六十回日本口琴協会定例会
2017年3月22日(水)
久田 祐三 ライブ』
2002春、タイと沖縄での旅路に聞いた様々な民族打楽器の音色に心を惹かれ、自らも自然の中で叩き始め、2007「Sag Chana」に参加。日本人が本来持つ繊細な感覚を表現できる民族打楽器としてフレームドラム、ダラブッカ、口琴を用いた自身の演奏スタイルを確立。2015春,「フレームドラム工房・音鼓知振」を立ち上げ、ジャンルの枠を超えて新たな打楽器の可能性とリズムの根源を探求している。
横隔膜を痙攣させる奏法「hungry dog」の解説や、口琴デ・ラポスの実験。他に、フィリップ ダレー(国際口琴協会会計、スイス)、チョドゥラー トゥマット(トゥヴァ)の飛び入り演奏も。
2017年度(第十五期)
第百六十回日本口琴協会定例会
2017年4月26日(水)
Ng'ombe Utamaduni(ンゴンベ ウタマドゥニ) ライブ』
タンザニア中央部に住むゴゴ族の音楽を演奏.。中でも、ンザリ村のNyati Utamaduni (バッファロー伝統音楽集団)に薫陶を受け、東洋の大都会の波に洗われた伝統音楽集団「牛」を名乗る日本人ユニット。2016年結成。家畜化してしまったかどうかは、聞いてのお楽しみ。
●イエズ:2002年タンザニアでゼゼ(擦弦楽器)に出会い、その音色に惚れ込み、数年後念願叶って村々ででゼゼを習う。帰国後JT☆STARSを結成、タンザニアのゴゴ民族の音楽を中心に演奏活動。
●Bwana Leo:1984年タンザニアで大型の親指ピアノ イリンバに出会い、その音色に惚れ込み、その足でンザリ村で2か月間住み込み修業。帰国後、細々と演奏活動を続けてきた、ミスター「今日やります」。
大阪より、JT☆STARSシロウも急遽参加。他に、フィリピン・ルソン島のカリンガ族の音楽家/デザイナー エドガー バナサンが、渋い口琴演奏を披露。
第百六十回日本口琴協会定例会
2017年5月24日(水)
サンピン―Sanpin― ライブ』
中東〜中央アジア系の自作打楽器を演奏する久田祐三(フレームドラム工房"音鼓知振"代表)と、2弦のエレキ擦弦創作楽器"回擦胡"と音程変化自在の電子楽器"リボンコントローラ"という2つの自作楽器を演奏する尾上祐一によるインストルメンタル・デュオ。
オリジナル曲と独自解釈によるトラディショナル曲やカバー曲を、エレクトリック・アコースティック混成で、エスノとポップを行き来しつつエッジの効いた演奏で披露します。
第百六十回日本口琴協会定例会
2017年6月28日(水)
Gjermund Kolltveit ライブ』
ムンハルペ(口琴)、レベック、エンラーデル(ボタン式アコーディオン)、フルート、ライアなどを操るマルチ・インストルメンタリスト。音楽考古学・考古学・古代口琴史を専門とする研究者としても知られ、博士論文「ヨーロッパの考古学における口琴」(2006)は、この分野の指標的研究である。
今回は、埼玉県羽生市と、さいたま市大宮区で発掘された平安期(10世紀前半)の鉄製口琴の調査のため、ノルウェーより初来日。現在、日本口琴協会代表・直川礼緒との共同プロジェクト「Roots and routes of the Jew’s harp in Asia(アジアの口琴の根[ルーツ]と道[ルート])を構想中。 http://www.musark.no
第百六十回日本口琴協会定例会
2017年7月26日(水)
ペンギンとシロクマ ライブ』
ピアノ・鍵盤楽器のゑ川史子(ペンギン)と、ウクレレ・ギターの独酔舎(シロクマ)によるヴォーカル・ユニット。 混ざり合わないからおもしろい、マーブル模様のサウンド。気の向くまま思いのまま、音で地球をひとまわり。羽生の口琴発掘にまつわる面白ーいお話も。 http://www.pen-kuma.com/
第百六十回日本口琴協会定例会
2017年8月23日(水)
バシコルトスタン国際口琴コンテスト参加報告会』
2017年6月、西シベリア。ロシア連邦バシコルトスタン共和国で、国際口琴/喉歌コンテストが開催された。地元バシコルトスタンの各地域をはじめ、ハカス共和国やサハ共和国からの参加者を迎えた、コンテストの様子をお伝えする。また、同時期に開催された、夏祭りハバントゥイの模様も報告。
口琴演奏の上手下手とは、何を基準に考えるべきなのか。音楽の本質にも迫る、重要な問題がここに。
第百六十七回日本口琴協会定例会
2017年9月27日(水)
ナジャ ライブ』
●アフリカを代表する芸術・文化を今に伝えるマコンデ族。その人気ミュージシャン・ナジャがモザンビーク共和国北部ペンバのスラム地区ナティティからやって来た!
●ナジャ Nadja。ギターリスト&ボーカリスト。1987 年モザンビーク共和国・カーボデルガド州・ムエダ生まれ。ペンバ在住。マコンデ族。5歳までモザンビークの悲惨な内戦を経験しており、同じ国民同士が傷つけ合い、血を流した記憶が、ナジャの争いごとを怖れ、平和を心から望む、精神の一要素となっている。
18歳で最初のバンドを組織し、2010年よりBanda Myuna を結成、現在に至る。欧米文化に感化された音づくりとは、一線を画しつつ、マコンデ族の伝統と精神を歌に込めながら、今世代の音楽を切り開いている。
協力:モザンビークのいのちをつなぐ会
第百六十八回日本口琴協会定例会
2017年10月25日(水)

「オルド サフナとは 〜11月来日公演『キルギス遊牧民の魂』に向けて〜」
●キルギス・日本外交関係樹立25周年を記念して、在日キルギス大使館の主催する「遊牧民の魂 〜中央アジア・キルギスの音楽とファッション、伝統と現在〜」に11月来日予定の、キルギスを代表する実力派民族楽器ユニット「オルド サフナ ОРДО САХНА。公演実行委員会代表のキルギス人音楽家ウメトバエワ カリマンが、オルド サフナの軌跡と音楽、見どころを紹介。もちろん、実演も。ウメトバエワのコムズ ソロ、小谷枝薫、直井沙織とのコムズのトリオ、直川礼緒とのテミル コムズのデュオ。
第百六十九回日本口琴協会定例会
2017年11月22日(水)

「KAMOSU ライブ」
●2016年秋、世の中を醸すべくして結成。倍音Sの尾引浩志、大きなくじらの善財和也、タブラ奏者の喜名風人の、3人の醸し家(かもしか)達による新感覚アジアン倍音ポップス"KAMOSU”!
ひるまず醸します!みなさま!お醸しみに! 2017年8月1stフルアルバム『醸』リリース!
リトアニアからSimasも参加。
第百七十回日本口琴協会定例会
2017年12月27日(水)

「小金井星空口琴部隊 ライブ」
●ホーメイ、口琴との出会いを機に、倍音楽団「倍音S」を結成し、現在アジアン倍音ポップスバンド「KAMOSU」で醸しまくるビッキーこと尾引浩志が、地元小金井市の市民交流スペース「カエルハウス」で繰り広げる口琴ワークショップ「カエルハウスでびよよよよ〜〜ん!」。小学生も、おじさんも、主婦もみんなでゆるやかに"びよよよよ〜〜ん!"
第百七十一回日本口琴協会定例会
2018年1月24日(水)

「王珊 ライブ」
●王珊 Wang Shan  葫芦笙(ひょうたん笙)、 雲南省西南部ダイ族の葫芦絲(ひょうたん笛)、西北部のリス族の葫芦笙、東部の苗族の芦笙などを演奏。
四川の彝族の葫芦笙の勉強中、先生から珍しいギフト―口琴をいただく。そこから口琴に対する興味が強くなり勉強をスタート。直後、四川省の西昌、西徳、美姑、雲南省の麗江などの地域の村人と先生を尋ね、口琴の奏法とメロディーを覚え、毎年修行に通う。訪ねた先生は 達久石布、俄底日<イ+火>、馬国国、洛子村の村人等。直伝の奏法を、間近で見られるとは!
第百七十二回日本口琴協会定例会
2018年2月28日(水)

「Lucy Wright ライブ」
●ルーシー ライト 英国マンチェスター出身の、第2世代口琴奏者・研究者・ヴィジュアル アーティスト。二人の伯父は著名な口琴研究者・奏者、父も口琴奏者という口琴ファミリーで育つ。2009〜2016年、BBC音楽賞フォーク部門にノミネートされたユニット「Pilgrims’ Way(巡礼者の道)」のリード ヴォーカル(兼 口琴奏者)をつとめる。
今回は、日本に於けるモリス ダンスの調査のために来日。イースト アングリア大学での研究に専念するため、現在は公の場での演奏活動はほぼ休止中だが、日本口琴協会のために特別演奏!A Drop of Good Beerのマキ、ユーコ、Grand Hama Morrisの会のトモさんたちも特別出演。
第百七十三回日本口琴協会定例会
2018年3月28日(水)

「Eri Liao ライブ」
●Eri Liao(エリ リャオ)vocal, piano, percussion, 三線, 口琴。台湾・台北生まれ。東京大学文学部宗教学科卒業。同大学大学院を中退、コロンビア大学大学院芸術学部へ編入、NYで文芸創作とジャズを学ぶ。 祖母の死をきっかけにコロンビア大・大学院も中退、本格的に音楽活動に取り組む。
2015年より拠点を東京に移してから、自身のルーツである台湾原住民族の音楽を演奏するようになり、開眼。日本語、英語、中国語、台湾語、アミ語、プユマ語、ポルトガル語等、いろんな言語のいろんな音楽を織り交ぜ、歌をうたっている。
彼女にとっての一番のルーツ楽器、タイヤル族の口琴も、もちろん演奏!特別参加:ファルコン(g)
2018年度(第十六期)
第百七十四回日本口琴協会定例会
2018年4月27日(金)

「駒ア 万集 ライブ」
●東京音楽大学 ピアノ科卒業。2015年10月〜2017年10月、青年海外協力隊としてウズベキスタンに2年間派遣され、ブハラの小中学校で音楽教師として活動。活動中にウズベキスタンの民謡に魅せられ歌をはじめ、活動2年目よりウズベキスタンの民族楽器ドゥタールに出会い、のめり込み、弾き語りを始める。
ピアノを村上隆氏、ドゥタールをGuzal Muminova氏に師事。帰国後、様々なイベント、ライブなどに意欲的に出演し活躍中。ウズベク人作曲家Dilorom Saydaminovaの現代曲「二つの小品」のピアノ演奏も。
第百七十五回日本口琴協会定例会
2018年5月25日(金)

「プリヤダルシニ プラカーシュ & 竹原 幸一 ライブ」
●プリヤダルシニ プラカーシュ Priyadharshini Prakash
プッラーンクラル奏者及び声楽家。南インドの音楽家の家系に生まれる。叔母にあたる師A.N. Bhagyalakshmi の元で10年以上研鑽を積み、また母であるJayanthi Prakash の元で声楽を学ぶ。2009年にインドで初舞台を踏んで以来、数々の演奏経験を積み、2016年に日本に移住して以降は音大や日印交流イベントなどで演奏。現在は東京都江戸川区のインターナショナルスクールGIIS にてインド古典音楽の教鞭を執っている。
●竹原幸一 Takehara Koichi
モールシン&ムリダンガム奏者。2003年よりインドと日本を往復しながらT.H.Vikku Vinayakram 氏にカルナータカ音楽のパーカッションを師事。日印両国で演奏経験を積む。2016年、東京にてVinayakram School of South Indian Percussion を開設する。
第百七十六日本口琴協会定例会
2018年6月22日(金)

「Sayumi ライブ」
●Sayumi  音楽家 通称:おとばか ごんごん。幼少より電子オルガンを習い、中学高校では吹奏楽部(Cl&Hr)マーチングを経験。洗足学園音楽大学ピアノ科卒業。以後、音楽パフォーマンスユニットを立ち上げ自主公演舞台やダンスやお芝居とのコラボレーション舞台、イベント出演等を行いオリジナルアルバムを2枚リリース。Soloでもピアノ/口琴/ガラクタ/手作り楽器/打楽器/オカリナ/鍵盤ハーモニカの演奏、ミニアルバムのリリース、iTnunes配信 作曲・編曲・楽器作り活動を行う。10年間バレエピアニストを経て、現在は作曲提供、ピアノ編曲、様々なジャンルのサポートピアニスト、療育現場でのピアニスト、ワールドミュージック、即興音楽などのピアノ以外の楽器でのセッションや手作り楽器workshopも行っている。
第百七十七回日本口琴協会定例会
2018年7月30日(月)
「王珊+直川礼緒 雲南・四川 口琴の旅 報告会」
●中国西南部少数民族音楽奏者・王珊(Wang Shan)と日本口琴協会代表・直川礼緒が、中国雲南・四川の両省を訪問。彝族、納西族、[イ+栗][イ+粟]族の名人たちとの出会い。その、口琴三昧の旅のご報告。
楽器テーマのモニュメントの数々、麗江で大流行、ジャンベ屋さんの模様なども。
第百七十八回日本口琴協会定例会
2018年8月24日(金)
「山本 大 津軽三味線 倍音演奏会」
●東京で津軽三味線の基本技法を学び、本場津軽、青森で修行を重ね、街頭での路上演奏から活動を始める。青森県弘前市で開催された2000年度第19回津軽三味線全国大会準チャンピオンを筆頭に、各大会に挑戦し華々しい受賞歴を残す。スタンダードなソロ演奏から、古い津軽三味線の演奏。津軽三味線だけによる合奏、尺八や和太鼓との演奏も行う。さらにジャズ、ロック、クラシック、民族楽器、朗読などの他ジャンルとのコラボレーションなども行い、現代の生きた音楽に果敢なチャレンジを続けている。低音弦のサワリが生み出す、倍音たっぷりの演奏会。
第百七十九回日本口琴協会定例会
2018年9月28日(金)

「竹内 理恵 エヴェル ブレー(モンゴル角笛) 倍音演奏会」
角笛はモンゴル国立音楽院B.バーサンスレン氏に師事。2016年から毎年モンゴルUBを訪れ研鑚を積む。
サクソフォーン奏者。東京藝術大学卒業。Singapore Woodwind Festival2014Competitonサクソフォーン部門1位。アンサンブルユニット海藻姉妹の"こんぶ"として千代田芸術祭2013 音部門 岸野雄一賞 受賞。CD&DVD「海底演奏会実況盤」をoutonediscよりリリース。TV朝日系「関ジャム完全燃SHOW」にて、いとうせいこう氏に紹介される。台湾・韓国・フランス・ベルギー・ドイツ・オランダなどで演奏。好評を得る。
第百八十回日本口琴協会定例会
2018年10月26日(金)
「アミン&慶九 ペルシャ音楽 倍音演奏会」
■アミン Amin (Singing)  アミール・キャビール工科大学、バイオエレクトリックス科にて学士号を取得、東京大学にてバイオエンジニアリングを専攻し、修士号を取得。現在、同専攻の博士課程にて就学中。大学入学後、ペルシア古典音楽に興味を持ち、ヴォイストレーニングとペルシア古典歌唱技法を、独自に学び始める。日本へ移住してからも、ペルシア古典歌唱を独自に習得しながら、学業の合間に音楽活動を行っている。
■慶九 Keiku (Setar, Tanbour)  北インド古典声楽習得中、イラン音楽とペルシア詩への興味が増し2007年イランへ語学留学。8年半のイラン滞在の間、常にイラン人家族や学生たちと共に生活しながら、音楽と詩を通してイランの文化に触れる。2008年〜2014年、イラン教育庁奨学金給付生としてテヘラン国立芸術大学・イラン音楽演奏科にて学ぶ。2015年9月帰国。セタールとタンブールの演奏を主にラアナーイー・ファミリーに師事し、彼らの演奏グループメンバーとして、イラン、日本、ヨーロッパにて共に演奏活動を行っている。
第百八十一回日本口琴協会定例会
2018年11月23日(金)
「キルギス・第3回世界遊牧民競技会参加報告会」
●9月2日から8日にかけて、中央アジアはキルギス共和国で、第3回世界遊牧民競技会が開催された。競馬、流鏑馬、相撲、騎馬の格闘技、騎馬の「ラグビー」など、あまり普段見慣れない競技が目白押し。
文化プログラムもたっぷり。サハから口琴のユリヤナ クリヴォシャープキナ、アルタイの喉歌アンサンブル、モンゴルのbeatboxレイ(口琴ビートボックスの同時演奏!)、キルギスの若手コムズ奏者ナズベク ケンチンバーエフ、トゥヴァの喉歌の名手イーゴリ コシケンデイ(チルギルチン)ほか、考えられないほど贅沢なラインアップ。
日本口琴協会では、「世界の口琴プロジェクト『アンサンブル・ヴァルガニスタン』」と銘打って、サハのイヴァン アレクセイエフ、インドのラージャシェーカル ビーマチャル、カザフのタルガット コジバノフ、ハンガリーのシラーヂ アーロンとドラバーント ベラ、アイヌ民族の「カピウ&アパッポ」の二人(郷右近富貴子、床絵美)、そして山崎隆史と直川礼緒の計9名の合同アンサンブルで臨んだ。
我々がそこで見たものは…!? 報告:直川礼緒
第百八十二回日本口琴協会定例会
2018年12月20日(木)

photo(c) Toshihiro Ohtsubo
「嵯峨治彦 馬頭琴・耳鼻咽喉歌 倍音演奏会」
■嵯峨治彦(さがはるひこ)・・・馬頭琴、喉歌
モンゴル、トゥバ、ハカスの伝統曲と、ノマディックアレンジを施したアンダーソンの「そりすべり」、そしてもちろんナイアガラ作品を演奏。ラストの曲はやはり「クリスマス音頭」。
第百八十三回日本口琴協会定例会
2019年1月25日(金)
「アクボペ アビルベコヴァ カザフの楽器 倍音演奏会」
■アクボペ アビルベコヴァ Akbope Abilbekova
カザフ民族楽器演奏家。カザフスタン国立クルマンガズ音楽院(アルマトィ)にて伝統音楽を専攻。卒業後、クルマンガズ記念国立アカデミー民族楽器オーケストラに所属、ソリストとしても活動。他に、民族楽器アンサンブル「オトラル サズ」、大統領府文化センターアンサンブル(アスタナ)などにも所属。また音楽学校でこどもたちに民族音楽を教える。バーレーン、中国、ヨルダン、サウジアラビア、ハンガリーなど、海外公演も多数。

シャンコブィズ(鉄口琴)、サズ スィルナイ(土笛)、ジェティゲン(琴)、ドンブラ(二弦楽器)、歌をたっぷり披露。
第百八十四回日本口琴協会定例会
2019年2月22日(金)
「カンボジア口琴事情報告会」
アンコールワット遺跡で有名な、カンボジア。2019年1月、日本口琴協会代表・直川礼緒が訪問、当地の口琴事情を見聞。竹製の口琴angkuoch、そして非常に珍しい鉄の口琴にもめぐり合う。
他にも、カンボジアの独特な倍音楽器ksae diev(一弦琴)もご紹介。
第百八十五回日本口琴協会定例会
2019年3月22日(金)
「メタル口琴 〜ヘビーメタルの中の口琴〜」 ご案内:倉井部ケイシ
2018年10月より少年画報社のアプリ「マンガDX」内にて「ワシリーサ!―賢女と異教のフォークロア―」の初連載を開始した、新人漫画家倉井部ケイシが、ヘビーメタル(音楽です、念のため)に使われている口琴を、音と映像でご紹介!東欧・北欧はじめ、民族系メタルを中心に。
2019年度(第十七期)
第百八十六回日本口琴協会定例会
2019年4月26日(金)
「あきらジーのラージャスターン・グジャラート口琴事情報告会 2019」
南インドの古典音楽・舞踊・儀礼などをメインテーマに、インド全般を中心に幅広く撮影するフォトグラファー「あきらジー」こと井生明が、2018年12月〜2019年2月にかけてのインド旅行で出会った、オリッサ州、ラージャスターン州、グジャラート州の口琴についてご報告。5月に来日するラージャスターンのマンガニャールの口琴奏者サリム・カーンほか、貴重な動画も。
第百八十七回日本口琴協会定例会
2019年5月24日(金)
「モンゴル口琴事情報告会 2019」by 直川礼緒
2019年2月、口琴に呼ばれて何となくモンゴルを初訪問。ツァガーンサル(旧正月)モードで盛り上がるウランバートルで目にした、様々なシチュエーションでの口琴たち。発掘された匈奴の骨口琴(紀元前3〜1世紀)から、伝統的な口琴演奏、そしてクラブでのイケイケ口琴まで。新時代の口琴製作者の登場など、モンゴル口琴界の新たな動向を、日本口琴協会代表・直川礼緒がご報告。
第百八十八回日本口琴協会定例会
2019年6月28日(金)
「バータルジャブ ボルドエルデネ  ホーミー・馬頭琴 倍音演奏会」
横綱・白鵬も絶賛するホーミーの使い手、ボルドエルデネのライブ。トゥムル ホール(鉄口琴)、ホルサン ホール(竹口琴)、ホーミー、山羊皮と木製のモリンホール(馬頭琴)、縦笛ツォールなどを披露。
第百八十九回日本口琴協会定例会
2019年7月26日(金)
「パキスタン口琴事情報告会」by 村山 和之
パキスタンとは30年来のつきあい、北部山岳地域を除いてパキスタン全州を直接巡り、音楽調査と聖地調査を行い、パキスタンから来日する音楽家たちの通訳・案内を務め、イスラーム神秘主義修道歌謡カウワーリー及び民俗音楽の来日公演にはすべて関り協力してきた、和光大学ほかの非常勤講師村山和之が、バローチスタン州およびスィンド州など、あまり知られていない南部パキスタンの口琴事情をご紹介!
第百九十回日本口琴協会定例会
2019年8月30日(金)
「口琴ピンバッヂの世界」 ご案内:直川礼緒
●サハ共和国、オーストリアをはじめ、キルギス、トゥヴァ共和国、タタルスタン共和国、ハンガリー、フランス、アメリカ、そして日本。世界各地に存在する、口琴をテーマとしたピンバッヂのめくるめく世界にようこそ。
第百九十一回日本口琴協会定例会
2019年9月30日(月)
「陝西省発掘口琴国際会議 参加報告」 by 直川礼緒
●昨年5月、中国陝西省石[山+卯](シーマオ)遺跡で発掘された、紀元前20世紀の20本の骨製口琴。NHK BSニュースでも取り上げられた、このセンセーショナルな遺物をテーマとした国際シンポジウムが、2019年9月後半に現地開催。そこでは一体何が行われたのか?
その前後に訪れた、内蒙古自治区、寧夏回族自治区などの口琴事情もご報告。
第百九十二回日本口琴協会定例会
2019年10月28日(月)
「山崎隆史 新発明口琴『山彦』発表会見&ライブ」
口琴演奏者の片手に自由を!無限の可能性を秘めた革新的な口琴のお披露目。奏法のアイディアも募集中!
●1976年東京生まれ、山形県米沢市在住の口琴製作者。「山吹」「桜吹雪」「喜矢根」「大宮口琴」などのスタンダードな口琴の他にも、各種「口琴共鳴器」や、「直川式口琴『橇』」「直川二式口琴『知恵の輪』」(考案:直川礼緒)等の特殊口琴の製作でも知られる山崎隆史が世に問う、新作特殊口琴「山彦」の公式発表会見。
●「山彦」の特徴 
・口琴を片手のみで演奏出来る。>口琴演奏しながらもう片方の手を自由に使える。
・歯に当てずに演奏出来る。>歯に当てなくて良いので、瞬間的に口元へ持ってきて演奏する事が可能。
・持ち手部分の革ホルダー(取り外し可能)によって手にやさしくフィット。
第百九十三回日本口琴協会定例会
2019年11月25日(月)
「ちゃるぱーさ アフガン音楽倍音演奏会」
2007年結成。ラバーブなど弦楽器担当の佐藤圭一とヴォーカル・パーカッション担当のやぎちさとによる、日本で唯一のアフガニスタン音楽を専門に演奏するユニット。カルザイ大統領来日時の大使館での演奏をはじめ、マスーディ アフガニスタン国立博物館前館長の東京藝大名誉教授就任式での演奏、グルザマン師の日本公演でのサポートなど、アフガン音楽の紹介と普及に努めている。直川礼緒も口琴で4曲参加。
第百九十四回日本口琴協会定例会
2019年12月27日(金)
「ダムジン ダワースレン モンゴル音楽倍音演奏会」★モンゴル口琴協会理事長来日公演!
1983年3月31日生まれ、ウヴス県ウムヌゴビ・ソム出身、36歳。 モンゴル口琴協会理事長。アジア民族音楽舞踊大会で優勝、モンゴル国文化優勝員、音楽家、ホーミー唱者。馬頭琴、循環呼吸の横笛リンベも披露。
第百九十五回日本口琴協会定例会
2020年1月27日(月)
「駒ア万集 ウズベク・タジク 口琴事情報告会&ライブ」
ドゥタール奏者・駒ア万集が、このたび2019年9月末から約2か月間、ウズベキスタンとタジキスタンで音楽修行。その際目にした、両国の最新口琴事情をご報告します。
そして、修行の成果のドゥタール音楽を弾き語りでご披露。映画女優としてもデビューを果たした駒ア万集の近況にご注目!
第百九十六回日本口琴協会定例会
2020年2月24日(月)
「瓜生山オーバートーン・アンサンブル 倍音演奏会」from 京都
京都市左京区のごく一部を代表するかもしれない倍音楽団。口琴、ホーメイ、タンプーラ等の声や民族楽器、炊飯器や仏飯器といった生活用品に電子楽器も加えた、音の鳴るものなんでもござれの即興演奏や、トゥバ民謡の演奏。今回は選抜メンバー3名でお届け。
第百九十七回日本口琴協会定例会
2020年3月30日(月)
「コミックスに描かれた口琴」 コメンテーター:倉井部ケイシ
●石黒正数「それでも町は廻っている」、石坂啓「ハルコロ」、佐々大河「ふしぎの国のバード」、知久寿焼「天才びやぼん」、手塚治虫「シュマリ」、野田サトル「ゴールデンカムイ」、ハタナカヨウコ「口琴ダッシュ」、ふぐ正「口弦馬」、森和美「エシカルンテ」、ラケシュC.S.「M.S.スッブラクシュミ:クイーン オヴ カルナティック ミュージック」…(作者あいうえお順)。口琴シーンのあるコミックスをどっとご紹介!。
●コメンテーターに、数々の口琴シーンで知られる「ワシリーサ!〜賢女と異教のフォークロア〜」の倉井部ケイシ先生をお迎えします。ご案内:直川礼緒
2024年度(第十八期)
コロナ禍で永らく休止していたリアルの日本口琴協会定例会、久々の復活です!
「日本口琴協会定例会」は、2003年5月、高円寺のライブスペース「円盤」の開店と時を同じくして開始。以後月一回のペースで、毎回、国内外の口琴奏者または口琴に理解のあるユニークな楽器の演奏者のライブ、はたまた世界各地の口琴イベントの報告会など、盛りだくさんな内容で開催してきました。名前は硬い反面、内容はごく柔らかで、口琴に興味のある人なら誰でも参加できる催しを行なってきました。
ところが、200回を目前に控えた2020年3月を最後に、コロナで中止に。その後、定例会自体はオンライン開催に移行し、「日本口琴協会オンライン定例会」の名のもと、試行錯誤しながら様々なライブや報告会を行い、インターネット時代ならではのその特性のおかげで、国内や国外問わず遠隔地の口琴ファンにもご高評をいただいてきました。コロナの縛りもほぼ無くなった今、ここらでやはりリアルなイベントをやりたい、ということに。しかしながら、これまで20年近くに渡り毎月お世話になった名物店「高円寺・円盤」は残念ながら閉店。「定例会」復活に向けてお声がけくださったのが、門前仲町からほど近いイベントスペース「Chaabee(チャービー)」。なんと、円盤時代の定例会に参加したことがあったとのこと。ありがたいことです。
オンライン定例会も一方で引き続きやっているので、毎月とはいかないまでも、数か月に1回でもリアルの「定例会」(?)をやっていく、その第一歩を踏み出します。
第百九十八回日本口琴協会対面!定例会
2024年10月31日(木)
「尾引 浩志 ライブ」
元「倍音S」(バイオンズ)、現「KAMOSU(醸す)」他で活動する、口琴や倍音唱法ホーメイを操る倍音音楽家・尾引浩志、通称ビッキーのライブ。これまでの定例会やオンライン定例会をはじめ、さまざまな口琴イベントに登場していただいた彼は、後進の指導にも力を尽くし、またコロナ禍には口琴製作者としても目覚め、ほぼ毎日口琴を作っているという、驚くべき口琴人間、自作の口琴BKKを引っ提げて登場。
これまで数年の間ご無沙汰していた口琴定例会参加者、新しく口琴に興味を持った人たちが門前仲町Chaabeeに集合。ビッキーの温度で全員で合奏も。口琴の普及率に隔世の感が。
第百九十九回日本口琴協会対面!定例会
2025年3月13日(木)
「蜂と瓜 ライブ」
2024年に結成された、口琴とパーカッションのユニット「蜂と瓜」ことハチスヒロミ&織本卓。ストレートで力強いビートにリズミカルな口琴を載せて繰り出す、ナチュラルトランスサウンドにしびれてください。新たな口琴人間の登場を目の当たりに!ワレワレハ宇宙人ダ。