日本口琴協会定例会

毎月最終月曜日(2019年度から)は、口琴の日。「日本口琴協会定例会」と銘打って、月1回、口琴に興味のある人が集まる催しを行っています。
目標:「5年くらい以内に、国際口琴大会を日本に誘致しよう。」
年度 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010
2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020
 日本口琴協会オンライン定例会(2020.6〜)はこちら

2008年度(第六期)
 開催場所:東京高円寺「円盤」http://www.enban.org/
第五十九回日本口琴協会定例会
2008年5月11日(日)
『バンチャ・パリワール LIVE』
ネパールで使われている擦弦楽器サーランギと両面太鼓のマーダルを中心としたネパール楽器&音楽をこよなく愛するグループ。仕事などでネパール長期滞在中に、サーランギ奏者のバラト・ネパーリ氏の指導を受け、ネパール音楽とともに、音楽を奏でる事の楽しさを学び、共に飲み食い遊ぶ仲間。カオリー、クロちゃんママ、ノルブ、トモコの4名でサーランギの調べを。
第六十回日本口琴協会定例会
2008年6月8日(日)
『てん・仁智 LIVE』
雅楽の箏で使用される絹の絃を用い、どの流派にも属さず、どのジャンルにも属さない、箏独自の音楽をつくり続け、ソロ活動を展開中のてん・仁智。箏の絹絃のはかない響きに魅せられたことが曲作りの始まり。失われた「伝統規範」を模索する口琴と、その対極にある、「束縛」から逃れようとする筝とのセッションは、江戸時代にも行われた可能性大。
第六十一回日本口琴協会定例会
2008年7月13日(日)
『サワン ジョシ LIVE』
ネパール、カトマンドゥ生まれ。14歳からシタールを学び、2000年来日。インド古典音楽をベースにジャンルを超えた音楽活動を繰り広げるサワン・ジョシの超絶技巧。
第六十二回日本口琴協会定例会
2008年8月10日(日)
『口琴奏者オーディション』
10月12-13日に開催される、「第1回国際口琴フェスティバルin東京」への出場権をかけたオーディション。審査員:目次伯光(口琴製作者)、田口史人(円盤)、直川礼緒(日本口琴協会)。
応募者多数の中から、厳正なる審査の結果、2名が合格。うち、アナーキー吉田氏(水中、それは苦しい)は旅行の予定のためフェスティバル参加を辞退。口琴を演奏しながら沖縄民謡を歌った、ッタッタ氏が見事出場権を獲得(写真)。
第六十三回日本口琴協会定例会
2008年9月14日(日)
『サム ベネット LIVE』
アメリカ合衆国アラバマ州出身。パーカッション、声、エレクトロニックス、口琴、マウス・ボウ、ストラム・スティック、玩具、その他様々なモノたちを駆使して、おいしい音をおいしいタイミングで生み出すサムのライブ。口琴は、金属製のものが苦手(痛いから)で、竹製およびベトナムの真鍮口琴を使用。
第六十四回日本口琴協会定例会
2008年11月9日(日)
『竹原 シャルマ & 久野 隆昭 LIVE』
インド・チェンナイにてPADMASHRI T.H.VIKKU VINAYAKRAM氏に師事した、南インドの口琴モルシン奏者の竹原シャルマと、V. Suresh氏に師事した、素焼きの壺ガタムの奏者久野隆昭のデュオ。複雑に刻んだリズムが、頭でぴったり合う瞬間、ため息が。。。
第六十五回日本口琴協会定例会
2008年12月14日(日)
『宇宙人おーちゃん LIVE』
宇宙人おーちゃんが福岡からやってくる!! 
宇宙からわざわざ地球に遊びにやってきた宇宙人おーちゃん。 音を使って地球人達のネジを緩めるのがお仕事。
宇宙人おーちゃんのUFOに乗って宇宙から地球を眺めてみよう・・・ ミンナミンナウチュウジンダ・・・ミンナミンナイッショニアソボウ!!!
第六十六回日本口琴協会定例会
2009年1月12日(月祝)

『OPQ LIVE』
OPQ:スザキタカフミ&アリタンボウ
玩具、日用品、自作楽器、ギター等で音を即興的に組み立てるライヴを行っている。
水の中にいるようだ、映画の中にいるようだ、なんて言われてうかれている。
アリタンボウはエアブラシを使った絵を描いている…。
謎の宇宙船の操縦席の二人。様々な操作を真面目にこなしつつ、時々もらす不思議な笑顔。
第六十七回日本口琴協会定例会
2009年2月8日(日)
『谷口 はるひ LIVE』
2005年日本フレームドラム協会を設立し、現在会長を務める。
フレームドラムという全世界に分布する平和な楽器を通して日本と世界の架け橋を造ることと、古代より続くウェルネスの知恵の日本への普及をミッションに活動中の谷口はるひによる、フレームドラムのライブ&ワークショップ。
第六十八回日本口琴協会定例会
2009年3月8日(日)
『小川 純一郎 LIVE』
1989年よりフィリピンに通いつつ、口琴や音楽情報を収集、2005年より自主レーベル・パゴッチュ(カリンガ語でワイナリーの意)を主宰、北フィリピン山岳民族・カリンガの音楽家・竹楽器製作家エドガー・バナサンのCD・竹楽器のプロデュースを続ける。70年代から現代に至る、フィリピンの口琴事情を交えたライブ/トーク。
第六十九回日本口琴協会定例会
2009年4月12日(日)
『マーキー・ジョモラ LIVE』
2000年にオーストラリア、北東アーネムランドにて伝説のイダキ(ディジュリドゥ)マスター、ジャルー・グルウィウィと出会い、イダキの伝統奏法、伝統曲、製造方法を学び孫となったマーキー・ジョモラ。2004年にアイヌ民族にも同じ原理の楽器があることを知り、北海道でジャルーより伝えられたイダキ製法によりヘニュード・イオンカを制作。現在、アイヌ芸術集団「アイヌアートプロジェクト」、石井ポンペ氏、秋辺今吉氏と共にヘニュード・イオンカ復興活動中。
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2009年度(第七期)
 開催場所:東京高円寺「円盤」http://enban.web.fc2.com/
第七十回日本口琴協会定例会
2009年5月10日(日)
『船原 徹矢 LIVE』
世界各国のフレームドラムを用いるパーカッショニスト。世界60カ国以上を旅し、様々な文化、音楽に触れ、太鼓で詠うことの素晴らしさを知る。グレン・べレズに出会い、衝撃。師事すると共に、各国のトラディショナル奏者にも師事する。
当日は、4種類のフレームドラムを使用。
第七十一回日本口琴協会定例会
2009年6月14日(日)
『幕内 純平 LIVE』
2003年、西インド、ジャイサルメールにてKutla Khanより、インド口琴モールチャングの奏法を学んだ幕内純平。即興演奏を主体とし、倍音の響きと、空間を意識した演奏を追求すべく煩悶中。ラジャスタンのモールチャング、南インドのモルシングの他、日本の製作者(河内、目次)による口琴、ビリンバウなどを披露。
第七十二回日本口琴協会定例会
2009年7月12日(日)
『「口琴製作コンクール」「ミス・ホムス コンテスト」「夏至祭り」報告会』
本年(2009)6月末から7月初めにかけてサハ共和国で開催された、「口琴製作コンクール」「ミス・ホムスコンテスト」「夏至祭り」などの報告会。想像を超えた口琴の世界。ミス・ホムス人気投票も。
第七十三回日本口琴協会定例会
2009年8月9日(日)
『トラン クアン ハイ LIVE』
口琴界の水戸黄門にしてキング オヴ スプーンズ!! 
1944年、ベトナム生まれ。61年にフランスへ移住。演奏と作曲もこなし、66年以来世界70カ国で3000を超すコンサートを開催。68年からフランス最大の研究機関「国立科学研究センター」所属。モンゴルなどにある、2つの音を同時に出す特殊な歌唱法「ホーミー」の達人としても有名。音楽の研究や活動で20を超す国際的な賞を受けている。
倍音唱法、口琴、スプーンズ、シン ティエン(ベトナムのコイン付パーカッション)、歌…。どれをとっても超絶技巧&面白い。倍音唱法のワークショップも大サービス。大きな声を出しすぎたためか、演奏中に地震発生!
第七十四回日本口琴協会定例会
2009年9月13日(日)
『飯田 茂樹 LIVE』
1983年から3年間、バリ島でガムラン音楽を学んだ飯田茂樹。現在は、青山・こどもの城音楽事業部で、ガムランやサンバなどの世界の民族音楽、手作り楽器の講座を担当し、子どもたちに西洋音楽とは異なる魅力を伝える。ライブでは、「水中、それは苦しい」のアナーキー吉田とのエレクトリック口琴デュオで幕を開け、バリ島をはじめ、インドネシア各地の各種面白楽器を演奏。
第七十五回日本口琴協会定例会
2009年10月4日(日)
『縄文笛 毅 LIVE』
視力障害ゆえ幼い頃より笛に親しむ。昭和音楽大学にて故・吉田雅夫氏に師事。インド旅行中病に倒れ死にかける、土笛と偶然出会い製作、「縄文笛」と名付け国内外を20年演奏。とくに戸村正己氏製作復元による「縄文の土笛」の演奏においては楽器としての可能性を追求し注目を集める。縄文笛vs平安の口琴(の復元品)のセッションも。
第七十六回日本口琴協会定例会
2009年11月16日(月)

『立川 叔男 LIVE』
歴史の跡絶えた楽器に関心を持ち、製作家の協力を得てルネサンスギター、ギターラバテンテ、コラッシオーネ、アンジェリク、歴史的フィデルの日本初の再現演奏などを行い、テオルボによる日本初のアルバムを録音。当日は、歴史的フィデルと南蛮渡来ビウエラを演奏。
直川によるシチリアの口琴&バグパイプ(&ディジ&フヤラほかドローン気鳴楽器)フェスの報告も。
第七十七回日本口琴協会定例会
2009年12月13日(日)


『ゴンダブ&ワテテメコ LIVE』
東アフリカで太鼓・踊り・祭・儀式など、幅広い概念を表す言葉 “ngoma (ンゴマ)”。”ngoma ni maisha (ンゴマは人生)” といわれるほど、生活に根差し、まさに生きることそのもの。この文化に惚れこんだゴンダブとワテテメコが出会い、ともに活動を開始。男の太鼓で女が踊り、女の太鼓を男が盛り上げる!!
ゴンダブ
2006年に結成、ケニアのギリヤマ族のゴンダという怒涛のンゴマを演奏するグループ。ギリヤマ族のブンブンブとムションド、ルオー族のニドゥオンゲという太鼓を叩く。迫力ある重低音、あやしい倍音、複雑なリズムのキメが次々に変化して展開される。
WATETEMEKO
「女」の「股」の間に太鼓を挟み、叩いて歌って踊る、タンザニアのゴゴ族の女性のみが叩くムヘメという太鼓。現地の村で学んだメンバーを中心に、2008年にグループ結成。振動 (TETEMEKO) する者たち (WA)として、女の力強さ、ムヘメの独特なリズムで大地を揺らす!
第七十八回日本口琴協会定例会
2010年1月23日(土)
『日本口琴協会製作の「口琴製作ビデオ」一挙5本上映』
日本口琴協会が1995年から1999年にかけて製作した、世界各地の「口琴製作」の映像5本(キルギス、ノルウェー、サハ、オーストリア、大宮氷川神社東遺跡出土の金属口琴の復元製作、各15分)を上映。コメンテイター:目次 伯光(鍛冶屋・口琴製作者)。
第七十九回日本口琴協会定例会
2010年2月14日(日)
『ゾルゲルプロ LIVE』
水やスライムなどの流動的な素材を用いて音響と視覚効果を発生させるアートユニット、ゾルゲルプロ。2008年に子安菜穂と鈴木携人により活動を開始。2009年、トーキョーワンダーサイト「EXPERIMENTAL SOUND,ART & PERFORMANCE FESTIVAL」において特別賞を受賞。NHK BS2「デジスタ」に出演、ベストセレクションを受賞。現在は鈴木のソロプロジェクトとして活動中。
鈴木携人:1986年生まれ、東京都出身。多摩美術大学情報デザイン学科情報芸術コース卒業。ゾルゲルプロとしての活動の他に、バンドALTではサンプラーを担当している。
第八十回日本口琴協会定例会
2010年3月14日(日)
『「岡崎 俊介」solo & ASIAN PSYCHE JAM BAND「Rolling Hill(ローリング ヒル)& スペシャルゲスト ベリーダンサー LIVE』
■喉歌/岡崎俊介  高知出身。喉歌(ホーメイ・ホーミー)奏者 指導者(喉歌、ギター、口琴などのオーバーダビングによる即興演奏、等)。
■『Rolling Hill (ローリング ヒル)』(ASAIN PSYCHE JAM BAND)
エレキギター&口琴/カジュタ-タ・ヒル・オ-カ-  喉歌&口琴/岡崎俊介  ドラム/太田明範
第八十一回日本口琴協会定例会
2010年4月11日(日)
『青山 雅明 LIVE』
☆倍音アシッドフォークシンガー ☆サイケデリックインプロバイザー ☆虚無僧尺八(法竹)奏者。2004.10月に倍音Sを脱退、様々なユニットを経て、SOLO活動を開始。倍音クレイジー★岡山守治とのユニット「カムヒビKING」、催眠と音楽を探求するAYUOとのユニット「眠りの寺」で活動中。手持ちの口琴ファミリーの紹介も。
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2010年度(第八期)
 開催場所:東京高円寺「円盤」http://enban.web.fc2.com/
第八十二回日本口琴協会定例会
2010年5月9日(日)
『堀尾 寛太 LIVE』
電磁石やモータなどを組み合わせた自作装置を使ってライブパフォーマンスやインスタレーションを行うアーティスト。電気好きの集い「ドークボット東京」の企画や展示・プロトタイプの電子デバイス製作なども行っている。
第八十三回日本口琴協会定例会
2010年6月13日(日)
『清元 栄吉 LIVE』
1963年生まれ 東京芸術大学音楽学部作曲科を卒業後 清元栄三郎師に入門 清元栄吉の名を許され以後清元節三味線方として歌舞伎 日本舞踊公演等に出演 幅広い分野で創作も数多く手がける。
90中村歌右衛門パリ・フランクフルト 06市川海老蔵ロンドン・アムス歌舞伎公演参加 NHK大河ドラマ「武蔵MUSASHI」「功名が辻」邦楽指導/作曲担当 NHK教育「芸能花舞台」テーマ音楽 創邦21同人 現代邦楽作曲家連盟会員 清元協会理事
第八十四回日本口琴協会定例会
2010年7月18日(日)
『コイケ 龍一 LIVE』
1971年生まれ。20歳の頃、太鼓に目覚め、アフリカに行き、タンザニアのリンバに出会う。フクウェ・ザウォセ氏に習う。帰国後、日本でアフリカ文化紹介の活動として、ハクナターブ(東アフリカンダンス&ドラムグループ)の一員として全国で、コンサートを行う。29歳で再度アフリカを目指す。ジンバブウェのムビラに出会う。エファット・ムジュル氏に習う。33歳、ミュージシャンOto氏とムビラトロンを始め現在に至る。 
第八十五回日本口琴協会定例会
2010年8月8日(日)
『ロニー シュリュッター LIVE』
1986年9月26日生まれ。ドイツ唯一の口琴製作ファミリーに生まれた青年の、口琴に対する思いが、今明らかに!韓国・浦項(ポハン)工科大学への1年間の交換留学を終え、中国を経て日本にやってきた。
特別参加・サハの若手口琴奏者、もとサハ共和国初代大統領専属口琴奏者、キム ボリーソフ。
第八十六回日本口琴協会定例会
2010年9月12日(日)
『ハカス・トゥヴァ・「サヤンの環」フェス報告』
今年(2010)7月、ハカス共和国で、第3回国際チャトハン(筝)シンポジウムが開かれた。また、そのあと、クラスノヤルスク州シューシェンスコエで、大掛かりなワールドミュージックフェスティバル「サヤンの環」も開催。その合間に訪れたトゥヴァの口琴奏者たちの今を含む、アジア中央部の口琴・音楽事情を報告。「サヤンの環」に参加したアヤルハーンの新メンバーも紹介します。報告:直川礼緒

第八十七回日本口琴協会定例会
2010年10月10日(日)
『第6回国際口琴フェスティバル報告会』
今年(2010)9月、ハンガリーで、第6回国際口琴フェスティバルが開かれた。「バーチャル・フェス」の実際とは?報告:直川礼緒
。 
第八十八回日本口琴協会定例会(特別例会)
2010年11月3日(水・祝)
『サハの口琴奏者・製作者を迎えて』
サハから来日中のアンナ サッヴィナ (ミス口琴インターネット2009)、スピリドン シシーギン (世界口琴名人)、ミハイル マーリツェフ (口琴製作者)、ニコライ シシーギン (世界口琴博物館館長)を迎え、デモ演奏、演奏技術や製作技術に関する質疑応答、情報交換などを。
第八十九回日本口琴協会定例会
2010年12月12日(日)
『巻上 公一 LIVE』
口琴はローベルト ザグレッヂーノフ(バシコルトスタン)を師とし、たくさんの発明口琴を使いこなす、超歌唱家・巻上公一。その奏法は、「彼を口琴界のJimi Hendrixと呼ぼう」(DANIEL MENCHE)と評される。
「クイーカー口琴、ピストル口琴、デュエット口琴、馬蹄口琴などやダブルネックドシュプルールなどみなさんがみたことないものを持っていきますね。
第九回日本口琴協会定例会
2011年1月15日(土)
『プリペアド口琴 LIVE』
気鋭のボサノバギタリスト、助川太郎を発起人とし、2010年10月下旬に結成された、実験口琴ユニット。12月22日、入谷「なってるハウス」にてデビュー。メンバーは他に、声帯の可能性を追求するボーカリスト、徳久ウィリアム、ラジャスタン口琴とビリンバウの幕内純平。
新時代の口琴演奏を模索する、実験精神あふれるパフォーマンスで新年のごあいさつ。
第九一回日本口琴協会定例会
2011年2月13日(日)

『ドルジパラム & クグルシン LIVE』
馬頭琴と歌のドルジパラム、カザフ族でドンブラと歌のクグルシン、二人のモンゴルの音楽家による、贅沢なライブ。司会進行:しゃがあ理事長・西村幹也。「今月の口琴ライフ報告会」では、二人のそれぞれの貴重な口琴体験も聞くことができた。
協力:NPO法人北方アジア文化交流センター・しゃがあ。
第九十二回日本口琴協会定例会
2011年3月13日(日)
『イナラ セリクパエバ LIVE』
カザフスタン共和国首都アスタナ市出身、カザフの民族楽器ドンブラのプロ奏者として、都立民族楽器オーケストラやアンサンブルなどで10年以上のキャリアを持つ、イナラさん。東北・関東大震災直後の大変な時期に、「このようなときにこそやることに意味があるだろう」との決意のもと、夫君の高橋直己氏とともに、福井県より上京し、素晴らしいドンブラの演奏を披露してくれた。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
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2011年度(第九期)
 開催場所:東京高円寺「円盤」http://enban.web.fc2.com/
第九十三回日本口琴協会定例会
2011年4月10日(日)
『映画「trumpi xomyc 口琴」上映会』
ET(エレクトリッシュ トルンピ)の発明者としても知られる、スイスの口琴奏者アントン ブリューヒンを追う、口琴ロードムービー「トルンピ」。スイス、サハ共和国、そして日本と、口琴に導かれるまま旅を続ける。出演は、他にスピリドン シシーギン、フェドーラ ゴーゴレヴァ、巻上公一ほか。
71分。製作:ヴェンチュラフィルム、1999年 スイス。
第九十四回日本口琴協会定例会
2011年5月8日(日)
『丸尾 丸子 LIVE』
「静岡県出身、京都市在住。特別支援学校で音楽の非常勤講師をしながら、関西を中心に活動しています。主に、遊び半分に編みだした方法で口琴弾き歌いをします。」 関東の口琴奏者を騒然とさせた、世界的にも珍しい、口琴弾き語り(歌詞を伴う歌と、口琴の同時演奏)!
第九十五回日本口琴協会定例会
2011年6月12日(日)
『直川礼緒 1st.アルバム リリース記念LIVE』
円盤レーベルからリリースされた、日本口琴協会代表・直川礼緒の1st.CD「西比利亜 発 電脳空間 行 FROM SIBERIA TO CYBER-AREA」。定例会の総決算的な意味ももつ、このアルバム。参加ミュージシャンの一人、関根秀樹(ぴよぴよヌンチャク他)をゲストに迎え、記念のライブを。
第九十六回日本口琴協会定例会
2011年7月10日(日)
『第7回国際口琴大会報告会』
やあ、みんな!ぼくの名前はクラニク。サハ共和国で開かれる、第7回国際口琴大会のマスコット。角が口琴型になってる(ありえね)白いトナカイさ。
ぼくと一緒に、無限の口琴世界へ、レッツゴー。

直川礼緒が、一緒に参加したメンバーの記憶をたよりに、夢のような4日間の報告を行った。
第九十七回日本口琴協会定例会
2011年8月14日(日)
『光る汗、響く口腔!口琴早慶戦』
昨年(2010)秋、早稲田大学に口琴部が創設された。遅れをとってはならじと、慶応大学にも口琴部が。これは口琴早慶戦をやらねばならぬ。舞台は整った。
だが、ここにきて思わぬ事態が発生。早大口琴部に連絡が取れなくなったのだ。敵前逃亡か。ここで立ち上がったのが、早稲田出身の口琴奏者たち(口琴部出身ではありませんが)。後輩の不始末は身をもって償う、これが早稲田魂だ(ホントか?)初の口琴早慶対決、果たして軍配はどちらに?? >>接戦の末、5-4で慶応が勝利。
・慶応口琴部: 部長・横山快、
野田圭介、高橋祐太、沢田和馬
・早稲田OB口琴奏者: 徳久ウィリアム、田村洋平、直川礼緒
・審判員: 目次伯光、関根秀樹、田口史人

<早大口琴部の部員諸君!来年の早慶戦に向けて、連絡を待つ。>
第九十八回日本口琴協会定例会
2011年9月11日(日)
『もじょ横山 LIVE』
口琴、ディジュリドゥ、笛、声、鈴、etc.を駆使し、瞑想的アンビエント・サウンドからトランシーなダンス・サウンドまで、幅広いサウンドを繰り広げ、まさにborderless(国境のない)な音世界を展開しているもじょ横山による、口琴中心にいさぎよく絞ったライブ。ディジ奏者御用達の、地震センサーを改造したという口中マイクの音の比較など、興味深い実験も。
第九十九回日本口琴協会定例会
2011年10月9日(日)
『田口 史人 LIVE』
1967年神奈川生まれ。円盤店主。90年頃フィリピンで偶然見つけた口琴にはまって94年より口琴のみのトリオ、マウスピースを結成。CDと7inch EP1枚づつ発表し2000年頃まで活動。
最近のパフォーマンスは既成のものを使われたことのない形で使ったり、日常の行為そのままでなんらかの音楽を作ったりしています。他に日常の中で消費され捨てられてきたレコードを収拾し、それらについてのトークショウを全国各地でやっています。
この日は、最近やっているパフォーマンスをひとつと、口琴を使った実験、口琴音源紹介テレビ編、の3本だての予定。
第百回日本口琴協会定例会
2011年11月13日(日)
『井生 明 インド口琴事情報告会 その1 ラージャスターン編』
1971年福岡県北九州市生まれ。写真家。南インドの古典音楽(カルナータカ音楽)シーンの撮影のため、南インドタミル・ナードゥ州チェンナイに二年半ほど滞在。現地の編集者・ライターとの日印コラボ本「Carnatic Music - A South Indian Classical Art」をインドにて出版し、今夏帰国の井生明が、インド滞在時に出会った口琴奏者や口琴職人の製作風景などを紹介する。
第百一回日本口琴協会定例会
2011年12月11日(日)
『井生 明 インド口琴事情報告会 その2 南インド編』
南インドの古典音楽「カルナータカ音楽」にて使用される口琴モールシンについて報告する。
2006年オランダの国際口琴大会でも活躍した口琴一家を始めとする現地モールシン奏者や現地職人による口琴製作の様子を紹介。
第百二回日本口琴協会定例会
2012年1月14日(土)
『郷右近 富貴子 LIVE & ワークショップ』
北海道/阿寒湖在住。幼い頃よりアイヌ民族舞踊や伝統楽器ムックリ等に触れて育つ。2011年6月、「第7回国際口琴大会」(ロシア連邦サハ共和国)に参加、演奏技術と美を競うホムス クオ(口琴美人)コンテストにて入賞。今回は、ムックリやトンコリの演奏、うた、大会のお話、そしてムックリのワークショップなどを行った。
第百三回日本口琴協会定例会
2012年2月12日(日)
『小澤 敏也 LIVE』
都立東大和高校卒業後、音楽活動を開始。キューバ音楽の第一人者「竹内信一」氏に師事。武蔵野美術大学サンバ研究会に属し、20代前半にサルサ・サンバのラテン音楽を学ぶ。その後、セネガルの打楽器奏者「ラティール・シー」氏に師事、アフリカ音楽を学ぶ。1997年、ブラジルのパンデイロ奏者「マルコス・スザーノ」に師事。日本初のパンデイロだけのグループ、「ジングル・ジム」を立ち上げ、都内を中心にイベント、ライブ活動などを行っている。
第百四回日本口琴協会定例会
2012年3月11日(日)
『ピョートル シシーギン LIVE』
1989年ロシア連邦サハ共和国ポクロフスク市出身、北東連邦大学(旧ヤクート大学)日本語科在学、2011年夏より日本語留学中。父ニコライ シシーギンは世界民族口琴博物館(ヤクーツク市)館長、伯父スピリドン シシーギンは世界口琴名人(1991)。自身も、サハ共和国ホムス青年大会「新名」にて奏法多種部門第1位(2006)、ロシア連邦芸術青年大会「デルフィック」(2010モスクワ)にて第2位などの受賞歴をもつ。
22歳のサハ民族の青年が、日本語でホムスについて語る。呼吸と腹の筋肉の使い方、右手指の使い方のバリエーションなどから入る、これまでとは視点の異なるワークショップも。
第百五回日本口琴協会定例会
2012年4月8日(日)
『堀内 幹 LIVE』
ノーマルなアコースティックギターと“無間棹”と呼ぶギターを改造したフレットレス雑音弦楽器を使い、語るように、時に叫ぶように足踏みしながら歌う。アフリカ?南米?どこだか分からないけど民族的と感じさせる音に、生き死にをテーマにした詩という独特な世界。確立された楽器でなくても音楽の可能性は無限であるとの思いから始まった“無間棹”の改造は勝手な思い込みと思いつきに従い現在も進行中。
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2012年度(第十期)
 開催場所:東京高円寺「円盤」http://enban.web.fc2.com/
第百六回日本口琴協会定例会
2012年5月13日(日)
『大竹 英二 LIVE』
11歳でドラム、14歳でギター、その後ハーモニカを始め、卒業後渡米、NYで本場ミュージシャンと初のブルースセッション。帰国後、続木力氏に師事、パリでジャズセッションを中心にストリート演奏に挑戦。後に、日本・アジアでのコンテストに出場し好成績を残す。2001年国際ハーモニカコンテスト(ドイツ)ではBlues, Rock, Folk, Country部門優勝、日本人として史上2人目のハーモニカ世界チャンピオンとなる。
NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生!」(4月17日放送)では役者デビューした大竹英二のハーモニカの技。口琴演奏にも生かせそうなテクニックの数々の紹介も。特別参加のハーモニカ奏者・平松悟ともども、多数のハーモニカをセットしたベルトがカッコいい。
第百七回日本口琴協会定例会
2012年6月10日(日)
『カリマン ウメトバエワ 新疆ウイグル・キルギス口琴事情報告会』
キルギス人音楽家カリマン ウメトバエワが、最近訪れた中国新疆ウイグル自治区(2011年9-10月)およびキルギス(2012年2-3月)の、口琴・民族音楽事情を、ビデオや写真を使って報告。新疆のキルギス人とキルギスのキルギス人のコムズ演奏の違い、非常に情報の少ない、ウイグル人の口琴情報など。
日本人唯一の(?)クィルクヤク(2弦の擦弦楽器)奏者・井上果歩による特別演奏も。
第百八回日本口琴協会定例会
2012年7月8日(日)
『「口琴を持つ人物像」考』
「口琴を演奏する人物像」は世の中に数多くあるが、「口琴を持つ人物像」はあまり見かけない。写真のように、「見せることを目的として持っている」場合は、それほど発見が困難ではない。これに対して、非常に難易度の高いのが、「たまたま持っていた口琴が写ってしまった」しろもの。
合羽橋のライブハウス「なってるハウス」店員、小林ヤスタカをコメンテーターに迎え、世界のさまざまな「口琴を持つ人物像」を紹介、その背景を考察。
第百九回日本口琴協会定例会
2012年8月12日(日)
『横山 快 LIVE』
バンドなどの音楽活動の中で出会った口琴にコミュニケーションツールとしての可能性を感じて2010年に慶應義塾大学口琴部を設立。現部長。口琴の新たな演奏技法や活用法を日々模索中。 「特にユニット名を決めてはいないですが、もう一人の名前は井上です、一応。僕の口琴と井上のラップトップでのユニットですが、よくあるダンスミュージックに口琴をのせたものではなく、ちょっと今までにはなかったような不思議な音楽に挑戦したいと思います。」
第百十回日本口琴協会定例会
2012年9月9日(日)
『ス・ザ・ザ LIVE』
ミャンマー出身のス・ザ・ザSu Zar Zar。9歳の時から、サウン・ガウsaung gaukと呼ばれるミャンマーの竪琴を学ぶ。1997年にヤンゴンの国立文化芸術大学の音楽学部に入学。学部在籍中の1994, 1996, 1998年と2000年に、ミャンマー伝統音楽コンクールの竪琴部門で最優秀賞を受賞。2001年音楽講師として同大学に勤務。2008年に文部科学省奨学生とし て来日し、現在東京藝術大学音楽研究科博士課程に在籍。この一見単純な楽器で、これだけ複雑な音楽が奏でられるとは!
ミャンマー人歌手タン・タイ Thank Htike(男性)とイ・モン Yi Mon(女性)の両名も特別参加。
第百十一回日本口琴協会定例会
2012年10月14日(日)
『寺田 亮平 LIVE』
トゥバ音楽演奏家。1999年はじめてホーメイを習い、以後国内で様々なワークショップで鍛錬を積む。2010年より毎年夏の3ヶ月トゥバ共和国の首都クズルに滞在、トゥバ第一線のミュージシャンと交流しながら滞在修行を続けている。
ホーメイ、トゥバ語による伝統的な歌の他、伝統楽器イギル、ドシュプルール、ショール、口琴の演奏の他、最新のトゥヴァの口琴事情の報告、日本人ミュージシャンとしてトゥバ音楽に関わる心構えの披露も。

ブログ 「トゥバ日記 тыва дневник」 http://tuvanikki.exblog.jp/
第百十二回日本口琴協会定例会
2012年11月11日(日)
『EPPAI(イッペー) LIVE』
なんと!9種の楽器を同時に演奏する超人登場!!左手だけでフィドル(ヴァイオリン)を演奏し、右手でピアノを奏で、カズーを吹きながらカスタネット、鈴、スモールシンバル、マラカスリング、タンバリン、クラッシュシンバル等の打楽器も同時に。そう、同時に演奏!
20歳の時にベースを辞めフィドルを始める。26歳でバンドメンバーの脱退を機に片手でフィドルを弾き、もう片方の手でピアノを弾き始める。29歳ソロ活動を本格的に始動させる。路上ライブをメインに、大道芸フェス、学園祭、アイリッシュパブ、お洒落なセレクトショップ、勝手にフジロックの入口でライブ等、幅広く活動中。演奏曲目はアイルランドのポルカを中心に、自然に手拍子がしたくなる(ヨーロッパの結婚式二次会で新郎新婦のこぼしたビールの上で仲間達がビチャビチャ飛び跳ねてる時に演奏されそうな)曲揃い!
過去にも未来にも存在しえない完全オリジナルのスタイル、しっかり酔っ払って楽しむもよし。水だけで真剣に鑑賞するもよし。オレはその中間で演奏だ!
第百十三回日本口琴協会定例会
2012年12月9日(日)
『斉・布日古徳&美炎 LIVE』
■斉・布日古徳(チ・ブルグッド):内モンゴル出身の馬頭琴奏者・作曲家。2010年中国国家第一級演奏者認定。内蒙古大学芸術学院馬頭琴専攻を卒業後、世界最高水準の馬頭琴アンサンブル" 野馬(イエマ)"のメンバーとして活躍。1994年に来日、東京藝術大学大学院卒業。日本で馬頭琴中心のグループ"ヒメル"を結成、"TOKYO万馬―馬 頭琴アンサンブル"の創設など、新しい馬頭琴の可能性を引き出し高い評価を受けている。主要作品:雪に立つ馬、ヒメル、砂の記憶、東の空、ほか
■美炎(ミホ):2001年よりチ・ブルグッドに師事。映画、役所広司主演『13人の刺客』音楽に参加。2008年『風がくれた物語』CDリリース、2012年『ホワイト バッファローの伝説』CDリリース。物語を視野に入れた作品作りに定評があり、美しく透明感のある音色はモンゴルの音楽家達からも高く評価されている。
www.miho-batohkin.jp/j/   Facebookページ 馬頭琴 美炎
第百十四回日本口琴協会定例会
2013年1月13日(日)
『Beatbox RAY LIVE』
■Beatbox RAY(ビートボックス レイ)、モンゴル・ウランバートル出身。
ヒューマン・ビートボックスとホーミー、ヒューマン・ビートボックスとトゥムル・ホール(口琴)、ヒューマン・ビートボックスとハーモニカなどの驚異の同時演奏を得意とする。
衣替えを挟んで2部構成で、RAYの世界をたっぷりと。ビートボックス入門講座や、動物の鳴き真似コーナー、おおっと新技ビートボックスと縦笛の同時演奏も飛び出したあ。
第百十五回日本口琴協会定例会
2013年2月10日(日)
『Steev Kindwald LIVE』
口琴演奏家であり、中東からラージャスターン、スマトラにかけて伝わる4穴の斜め吹きの笛の研究家・演奏家でもあるスティーヴ・キンドウォルドのライブ。ゲストにパーカッションの立岩潤三を迎え、5.5拍子、7.5拍子など超複雑なリズムと倍音のセッションを展開。
第百十六回日本口琴協会定例会
2013年3月10日(日)
『梅木 秀徳 モンゴル口琴事情報告会』
1977年生まれ、モンゴルホーミー協会からプロフェッショナルホーミー歌手の認定を受けた梅木秀徳。2012年、紀元前のモンゴルの発掘口琴にインスピレーションを受け、口琴奏者としてのデビューを決意。演奏を交えつつ、紀元前のモンゴルの発掘口琴や、文献やCDの紹介、モンゴル口琴の現状と発展について考察。
第百十七回日本口琴協会定例会
2013年4月14日(日)
『直川 礼緒 南インド口琴事情報告会』
日本口琴協会代表が、昨年末、知り合いの口琴奏者の息子の結婚式に招待され、はじめて南インドを訪問。そこで出会った口琴に関わる人々とは。
第百十八回日本口琴協会定例会
2013年5月12日(日)
『松本 秋則 ライブ』
不思議美術家、造形作家。1951 年埼玉県生まれ。1981年から音の出る作品(音具・サウンドオブジェ)を創作してギャラリー、美術館、野外など様々な場所で自動演奏による音のサウンド・インスタレーションを展示する。作品の素材は主に竹を使用し、演奏の動力は室内なら人力や電力を屋外なら風や水や太陽などの自然エネルギーを利用する。サウンド・オブジェによるアコーステックなライブ演奏。
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2013年度(第十一期)〜を見る