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■特集 喉歌! アルタイ・ハカス・トゥヴァ・カザフ
●アルタイ
33003

2,500円
送料:1枚/205円
CD 「アルタイ人」
サルィマイ ウルチマエフ 2004
「アルタイ カイ」第3弾は、メンバーにさらに新しく加わった、サルィマイ ウルチマエフのソロアルバムだ。喉歌カイも渋いが、「アルタイ カイ」の飛び道具、アルタイの江戸屋猫八の異名をもつ(?)サルィマイ、あらゆる鳥や動物の鳴き真似を得意としている。さらに、縦笛ショール、吸い込みラッパのアムィルグィ(ジャケ参照、本来はヘラジカ猟に使う)、口琴コムスなどを駆使して独自の世界を展開する。その人物像は、クマと肩を組むジャケ写真からも想像される。
口琴を使った物語の情景の描写、口琴を演奏しながらの人物の対話や犬の鳴き声、口琴とカイの同時演奏などは非常にユニーク。
『馬群』のエミルも2曲(実際には4曲?)、擦弦楽器イキリ、撥弦楽器トプシュールとカイで参加。代表のウルマット ウィンターエフの各種のカイもおまけ的に1曲あり。

全14曲52分。曲名はアルタイ語原語とそのロシア語訳。解説はないが、歌詞の大意の露訳が掲載されている。
(限定5部)
33004

2,500円
送料:1枚/205円
CD 「ハン アルタイ」
アンサンブル「アルタイ カイ」 2005
アジア中央部の音楽グループは、メンバーの出入りが実に激しい。「アルタイ カイ」もご多聞に漏れず。このCDでは、代表のウルマット ウィンターエフ、創設メンバーのオイロート オトゥーコフ、ソロCDを出したエミルとサルィマイに加え、エレメイ グラズィンと、初の女性メンバー、ラドミラ テルキシェヴァ(エミルの姉妹?親戚?)の6人編成。
伝統曲のほか、メンバーによる作品も。特にエミルの曲が、全体の半数近くを占める。音程の異なる何本かの口琴を使ってメロディを演奏する、実験的な試みや、早口歌も。
オイロート オトゥーコフによる英雄叙事詩「ヨスキュス ウール」は、『アルタイの生まれる處』に納められているものとは別バージョン。


全16曲60分。曲名はアルタイ語原語とそのローマ字表記、露語訳、英語訳の4本立て。露・英の詳細な解説と、歌詞の大意の訳が掲載されている。さらに、各メンバーの出身氏族までも。虫メガネのご用意を。
(限定5部)
33005

2,500円
送料:1枚/140円
CD 「21世紀」
アンサンブル「アルタイ カイ」 2005
紙ジャケになった「アルタイ カイ」。上記『ハン アルタイ』の6人からオイロートとエレメイが抜け、新たにアムィル アクチンと、2人目の女性メンバー、ソルナイ サプィシェヴァが加わった6人編成。
シャマニズム儀礼をテーマにした「祈り」、口琴の多重奏をバックに、口琴について歌う「鳴れ、鳴れ、我がコムス」など。2人の女性ヴォーカルが上手に生かされている。[11]アムィル アクチンの、バヤン弾き語りによる喉歌がいい。[12]ギター伴奏など、新しい試みも。
ボーナストラックとして、所収曲「夏」の、アレクサンドル コルチャギンによる「水浴びする鳥たちリミックス」。

全13曲54分。曲名はアルタイ語原語と、その露語訳、英語訳の3本立て。解説はなし
(限定5部)
33006

2,500円
送料:1枚/205円
CD 「Remix」
アンサンブル「アルタイカイ」 2006
『21世紀』のボーナストラックでその片鱗を見せた、リミックス。ジャケットのイメージや、『Remix』というタイトルから、このアルバムでは、これまでのアルタイカイのレパートリーを、シンセやリズムマシンのアレンジに乗せて聞かせるのかと思いきや、そればっかりという訳でもない。
シンセアレンジは、[1,2,9,10,11](と、『21世紀』のボーナストラックの再録[12])のみ。そのうち、9曲目「アルグィマク」と11曲目「エレ チュイ」は、『アルタイの生まれる處』所収の同曲の、ほぼそのままのシンセアレンジだが、[2,10]は新曲のシンセアレンジ、1曲目「カラ スー」は、『21世紀』所収の同曲とは別演奏のリミックス。
3〜8曲目はシンセアレンジではなく、新曲の、通常のアンサンブル演奏。
参加は、歴代のメンバーのうち、ウルマット、オイロート、アムィル、エミル、サルィマイ、エレス、エルケメン、ソルナイ、ラドミラの9名。

全11曲46分。曲名はアルタイ語原語のみ。解説はなし
(限定1部)
33007

2,500円
送料:1枚/205円
CD 「Made in USA」
アンサンブル「アルタイカイ」 2006
2006年バージニア州ギャラックスで録音された、『Made in USA』。『21世紀』のメンバーに、オイロートが(アメリカツアー要員として?)再び加わった7人編成。
曲名は、英語表記のみのため、これまでのCDとの対比が困難だが、最後の1曲を除き、既存の6枚のCDの中の曲のうちから選曲されている。「アルタイ カイ」のベスト盤といったところか。ただし、どれも新録音なので、聴き比べも面白いかも。例えば、アムィルアクチンによるバヤン弾き語りの喉歌「カーン アルタイ」は、「21世紀」では自由なリズムで歌い上げているが、こちらではリズムを前面に押し出した演奏。どの曲も、全体的にテンポアップしたアレンジとなっている。

全17曲60分。解説はなし
(限定4部)
33008

2,500円
送料:1枚/140円
CD 「21世紀 ver.2」
アンサンブル「アルタイカイ」 2006
紙ジャケ版第2弾。『21世紀 バージョン2』と謳っているものの、全14曲中13曲までが、『Remix』からの5曲と『21世紀』からの8曲のそのまま再録。コンセプト不明の一枚だ。
唯一他では聞けない(?)録音は、1曲目「英雄の言葉」だが、こちらは『Made in USA』の同曲の録音に、バヤンを追加し、アレンジを少々切り張りしたものだ。
メンバーのカラー写真は新しいかも。

全14曲56分。曲名はアルタイ語原語と、その露語訳、英語訳の3本立て。解説はなし。

(限定4部)
33009

2,500円
送料:1枚/140円
CD 「ウル カーン」
ウルマット ウィンターエフ 2008
紙ジャケ版第3弾。前作で崩れた体勢を立て直すためか、代表にしてプロデューサーであるウルマットのソロ アルバムを投入。「カルキラ」「トゥムチュク カルキラ」「ボルバン カイ」など、各種のカイのテクニックをデモ風に(ただし延々と)演唱。人間の声なのに、機械音のように聞こえてくる。これまでの、「聞きやすい」アンサンブル演奏とは一線を画す。
[5]「チョクィル アット」とは、アルタイ共和国ウラガン地区カラ-クデュル村の特産である、ぶち模様のテレンギート馬のこと。
1曲披露するトプシュール(トプチュール)を奏でながらの英雄叙事詩語りは、伝説のカイチ、アレクセイ カルキンの「オチ-バラ」の冒頭の「トプシュールへの讃歌」ではじまり、「ウラガン」の語源となった「ウル カーン」(偉大なるハーン)へとつなぐ。アルタイ語歌詞が全編掲載されているのがうれしいが、実際の演唱は少々異なるようだ。
ボーナストラックとして、オーケストラ風シンセ アレンジ〜ロック調(?)をバックに喉歌を披露する曲も。

全7曲45分。曲名はアルタイ語原語(とその露語表記)と、ローマ字表記。簡単な露・英の解説(というかウルマットからのメッセージ)あり

(限定1部)
33021

2,500円
送料:1枚/205円
CD 「The Best」
ボロット バイルィシェフ 2010
全15曲のうち、『Khranitel' ognya』(2008)から9曲、、『宇宙の命脈』(2003)から3曲、『Sbornik pesen Bolota Bairysheva』(2010)から1曲を採ったベスト盤。
[12]は『秘密の夢』(2000)所収の「祈り」に手を加えた(うっすらと背景音を追加した)もの。[4]は、曲名こそ異なるが、[15]の別アレンジだ。
どの曲も、『宇宙の命脈』路線に連なる、シンセを多用したアレンジ。アルタイ共和国およびロシア連邦の名誉芸術家の称号をもつボロットだが、その立ち位置は、あくまでもカイチ(英雄叙事詩語り)ではなく、「喉歌も使う歌手」の様だ。

56分、曲名は露語(またはアルタイ語)と、英語訳の2本立て。解説なし、デジパック。

(限定4部)
33022

2,500円
送料:1枚/205円
CD 「熊の子守歌」
ノホン シュマーロフ 2004
ボロットを喉歌カイの世界に引きずり込んだ男、ノホン(本作ではNogonと表記)。自らも、迫力のある英雄叙事詩の語り手である。
「三つの嶺への賛歌」のほか、「祖父の子守歌」「蛇の子守歌」「熊の子守歌」など喉歌子守歌が4曲も入っている(こんな倍音たっぷりに歌われて眠れるのか?)。口琴のソロも数曲収録。
[1〜9]は2000年ノヴォシビルスクでの録音と書いてあるが、明らかにスイスのFace Musicからリリースされたソロアルバム『Altai Maktal』からの抜粋・再録。[10〜16]はスイスで録音された、同じくFace Music盤『Uch sumer』からの抜粋・再録。このため、ボロットや、アルタイ共和国在住のカザフ人ミュージシャン、シャナイダルの歌声も数曲聴ける。

全16曲66分。曲名はアルタイ語のロシア語風表記とローマ字表記、露語訳、英語訳の4本立て。ブックレットには、ノホンの詳細なプロフィール、楽器解説などが6ページ(露語)。2004年モスクワにてリリース

(限定4部)
33023

2,500円
送料:1枚/200円
205円
CD 「Erdine」
タンダライ 2007
カイの低音からファルセットまで、5オクターブの歌声を駆使する、アルタイの女性歌手。英雄叙事詩「マーダイ カラ」の抜粋(もちろんトプシュール弾き語り)に始まり、口琴ソロ、各種のカイ、ショール(縦笛)ソロ、民謡、シンセアレンジの子守歌、ロック調(?)の喉歌まで。
全13曲66分。曲名はアルタイ語またはロシア語と、そのローマ字表記、露語訳、英語訳の4本立て。ブックレットには、プロフィール、ある程度の曲目解説、歌詞の大意などを記載(露語)。文字はやたら小さい。2007年モスクワにてリリース。

2013年9月に初来日、驚異の歌声を聴かせたタンダライのソロ・アルバム。
限定5部)
■アルタイのコムス
10624

4,500円
送料:1点/205円
コムス「揺り籠(大)」製作者:パヴェル ポトキン
モンゴル・中国・カザフスタンに国境を接するアジア中央部アルタイ共和国の金属口琴。揺り籠を表現した、香りのよいシベリアマツのケース。背面には、「永遠」を象徴する吉祥模様。頭部は、羊の角を思わせる渦巻きのデザイン。陶製のビーズは、誠実をあらわす。
楽器の全長72mm程度、幅32mm程度。ケースは全長95mm、幅35mm程度。

(限定3点)
●ハカス
33101

2,500円
送料:1枚/205円
CD 「アイドィム」
アンサンブル「ユルゲル」
アルタイとトゥヴァ接するハカス共和国。ハカス民族にも伝統的な喉歌が存在する。アルタイと同様、英雄叙事詩語りに使用されるのだが、伴奏楽器は、チャトハンという筝の一種が国民楽器と言えるほどの地位を占める。
アンサンブル「ユルゲル(プレアデス星団)」は1989年結成。CD録音時の代表は、2度の来日経験がある、エヴゲーニイ ウルグバシェフ。チャトハンを奏でながらの英雄叙事詩語りハイの名手である。各種笛類、2弦の撥弦楽器ホムィス(アルタイのトプシュールに相当)、口琴ティミル-ホムィスなども演奏する。
メンバーは、イライーダ アハパシェヴァ(vo, チャトハン)、インナ イディメシェヴァ(vo)、イリーナ グロムコヴァ(ホムィス)の女性3名と、イーゴリ キリジェコフ(vo, 2弦の擦弦楽器ウィーハ)、レオニード イヴァンダエフ(片面太鼓テュル、ハイ、ティミル-ホムィスほか)の男性陣。
エヴゲーニイの十八番、英雄叙事詩「アルトィン アルィグ」冒頭部や「白きハンの物語」の一部(『草原の吟遊詩人』盤とはもちろん別バージョン)をはじめ、メンバーのソロ、アンサンブルといろいろ聞ける。

2002年モスクワ録音。全17曲53分。比較的詳しい、露語と英語の解説。
30104

2,600円
送料:1枚/205円
CD 「草原の吟遊詩人:アジア中央部 ハカス民族のチャトハン(箏)とハイ(喉歌) 」
(NKK004)
1997年5月に、日本口琴協会の招聘により、東京青山円形劇場で行われたライブ盤。
トゥヴァとアルタイに国境を接する、ハカス共和国。これらの国と共通する文化を持ちつつ、独自のスタイルを保持するハカスの魅力満載の一枚。全70分。
チャトハン伴奏による英雄叙事詩語りハイ、2弦の撥弦楽器ホムィス、2弦の擦弦楽器ウィーハ、口琴ティミル-ホムィス…
メンバーは、のちにハカス共和国およびロシア連邦の名誉芸術家の称号を受けたエヴゲーニイ ウルグバシェフ、彫刻家としても知られるヴャチェスラフ クチェーノフ、楽器製作者でもあるセルゲイ チャルコーフの男性3名と、女性口琴奏者リュボーフィ アヨーシナ。
男性3名は、2006年2月には、文化庁主催「国際民俗芸能フェスティバル」に参加、東京と沖縄、二つの国立劇場で公演を行った。

32ページブックレット、ハカス語歌詞、日本語・英語解説。詳細はこちら
●トゥヴァ
30107

2,700円
送料:1枚/300円
母の奏でた旋律(うた):アジア中央部 トゥヴァの口琴音楽
(NKK007)
●トゥヴァを代表する奏者たちによる口琴演奏を、その歌によるバージョンも交えつつ紹介。
●メロディ奏法「ウィルラドィプ オイナールィ」、歌詞を歌い込むおしゃべり奏法「チュガ―ラドィプ オイナールィ」、自然音の模倣、喉歌ホーメイや、歌との同時演奏も。
●独特な器楽即興ジャンルの「ウズン-ホユグ」「草原(ステップ)の旋律(うた)」の演奏。
●金属口琴デミル-ホムス、竹口琴クルズン-ホムスをはじめ、各種口腔共鳴パーカッション、口弓チャ-ホムス、「櫛カズー」フィルィズィンヌィグ-ドィルガクの演唱も。
●ホーメイと口琴の同時演奏、ホーメイの演唱も収録。
●モョングュン-オール オンダル(モングンオール オンダール、2013年国際ホーメイ・コンテスト グランプリ)、アイランマー ダムィラン(トィヴァ クィズィ)、オパール シュルー(同)ほか多数参加。
●2010年、クィズィルにて録音の29曲と、1985-95年にトゥヴァ西部でフィールド録音された貴重な音源16曲の計45曲、74分。
●録音・解説:ヴァレンティーナ スュズュケイ+直川礼緒。トゥヴァ-日本 ジョイント・プロジェクト。
●トゥヴァ語原語歌詞、日・英・露語解説、48ページ フルカラー ブックレット。DVD用トールケースサイズの高級紙ジャケット。

詳細はこちら
33201J

2,500円
送料:1枚/205円
CD 「The Ways of Nomad」
ヤト‐ハ 2013
トゥヴァのロック系喉歌唱者、アルべルト クヴェジンの「ヤト-ハ」のベスト盤。2013年の来日時に作られた、国内版。
「トゥバ共和国より世界最低声の喉歌。ジャンル無所属のワールドミュージックロックバンド。」(帯より)

14曲+モスクワ版にはないボーナストラック3曲。
トゥヴァ語、ハカス語、ロシア語等の原語歌詞と日本語対訳、「註」スタイルの日本語解説付き。

ラディク テュリュシ(現フーン フール トゥー)や、アルドィン-オール セヴェクなどが参加。
アルベルトの巻き舌超低音カルグィラーとエレキギター、サイルィク オンムン(女性)の鼻腔に通った歌声。おすすめ。
ブリヤート人画家ゾリクト ドルジエフのジャケ画もいい。
33202

2,500円
送料:1枚/205円
CD 「我が心の歌」
トゥヴァ クィズィ 2005
トゥヴァでは、女性が喉歌を歌うことはタブーとされてきた。それを打ち破ったのが、ホーメイ界の緑のカナリヤ、チョドゥラー トゥマットを代表とする「トゥヴァ クィズィ(トゥヴァの娘さんの意)」。イギルや口琴、弓琴などの伝統楽器を駆使し、女声ならではのホーメイを聞かせる。
メンバーは、チョドゥラーの他、アイラン-マー ダムィラン、ショルバナ デンジン、アヤナ モングーシ、アイラン オンダールの5名(2009年来日メンバーとは少し異なる)。

全12曲44分、、20ページの詳細な解説(英語)。アメリカにてリリース。(限定5部)
33205

2,500円
送料:1枚/205円
CD 「シュガ」
オルチェイ 2010
アヤス クーラル、アルトゥール ダムドィン-オールの2人のトゥヴァ人の喉歌やドシプルール、イギルに、シンセ、ビート、ベースなどを担当する2人のカレリア人が入る、モダンなアプローチ。もう一人、ドシプルールで1曲参加しているアラット アク-オールというのは、プロデューサーであるゲオルギイ ベレツキイというロシア人(?)のトゥヴァ名らしい。2006年、モスクワにて録音。
プロジェクト名「オルチェイ」は吉祥結びの意。CDタイトルの「シュガ」は、カレリア語で壊れやすい氷の層をあらわしており、これはトゥヴァ語のチュガ(薄い、目に見えぬほどの細い線)に通じるという。
全4曲40分。露・英の解説あり。(限定1部)
■トゥヴァの楽器カードセット
70301

1セット:1,500円
送料:205円
トゥヴァの楽器カードセット
アジアのへそ、トゥヴァの楽器カード24枚セット! 喉歌ホーメイの伴奏に欠かせない、イギル(2弦擦弦)、ドシプルール(3弦撥弦)をはじめ、口琴、シャマンの楽器や、動物の鳴き声を真似る狩猟用の笛各種など、楽器ファンにはたまらない内容。オールカラー、カードの裏面には詳細な解説(ロシア語)。カバー(写真左)のモングン-オール オンダールをはじめ、有名なホーメイジ(ホーメイ唱者)や楽器製作者の写真が満載。
トゥヴァの楽器学の専門家、ヴァレンティーナ スズケイ著、2009年発行。

(限定3セット)
●アルタイ・ハカス・トゥヴァ
33301

2,500円
送料:1枚/205円
CD 「アジア中央部の物語」
サブジラル、チルギルチン、サルィマイ 2005
最も海から遠い、アジアの真ん中の音楽。ハカスのアンサンブル「サブジラル(伝令者達)」8曲、トゥヴァの若手アンサンブル「チルギルチン」3曲、アルタイのサルィマイ(サルィマイ ウルチマエフ)6曲の、全17曲77分。同じ喉歌文化圏にありながら、異なる3つの民族の音楽の違いが分かりやすい。内容は、タイトルや解説で謳われているほど「語り物」重視という訳ではない。プロデュースは、フーン-フール-トゥの初期メンバーでもあった、アレクサンドル バパ。
「サブジラル」は、日本口琴協会のCD「草原の吟遊詩人」に収録のセルゲイとヴャチェスラフ、そしてヴャチェスラフの奥さんアンナで結成。
「チルギルチン」は、イーゴリ コシケンデイ、アルダル タムドィン、モングン-オール オンダル、アイドィスマー カンダンの男性3名女性1名。
サルィマイは、「アルタイ カイ」の旧メンバーで、ソロアルバム「アルタイ人」(上記)も出ている。

2005年アメリカでリリース。短い解説、曲名などはすべて英語表記。デジパック仕様。(限定5部)
●カザフ
33401

3,000円
送料:1部/250円
2CD 「雪豹の大地」
エディル フサイノフ 2008
口琴シャンコブィズ、縦笛スィブィズグィ、筝ジェティゲン、喉歌など、「カザフの国民楽器ドンブラ以外の楽器」を得意とするエディル フサイノフが、現代のカザフ族遊牧民のサウンドを聞かせる。多くのミュージシャンが参加、ドンブラは2曲のみ入っている。
2枚のCDは、Disk A「伝統音楽」とDisk B「アート・ロック」に分けられており、両方の盤でカルグィラー系の低音の喉歌が聞ける(カザフ族に喉歌の伝統があったかどうかは議論の分かれるところではあるが)。
比較的詳細な解説(カザフ・露・英)のブックレット付き、デジパック仕様。Disk A 18曲54分、Disk B 9曲44分、リトアニアにてリリース。

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