別館2 |
■特集 喉歌! アルタイ・ハカス・トゥヴァ・カザフ |
|
●アルタイ |
|
|
|
33002

2,500円
送料:1枚/200円 |
2013.4.7
CD 「馬群」
エミル テルキシェフ 2003 |
「アルタイ カイ」第2弾は、メンバーに新しく加わった、若手のカイチ、エミル テルキシェフのソロアルバム。数々のコンテストで優勝経験のある実力派。新メンバー即ソロアルバムが出るだけあって、この人の演唱はすごい。
特に、タイトル曲「馬群」のカッコよさ。2弦の撥弦楽器トプシュールで、ハカス仕込みの速弾きを駆使して表現する馬の疾駆する様は、馬好きの民族ならでは。日本人の心に響く、マイナー調中心のメロディもいい。
1曲目で使われているジャダーンは、1枚目『アルタイの生まれる處』で登場した「スキタイのハープ」ではなく、ハカスのチャトハンと同じ筝系の楽器だろう。
エミルの演奏は、ハカス人と一緒に結成したグループ「Uch-Sume-R」(ユチ‐シュメ-ル、「三つの嶺」)のアルバム(スイスFace Music盤など)でも聞けるが、やはりソロも一聴の価値あり。
全13曲53分。解説はなし、曲名もアルタイ語のロシア語表記のみ(アルタイ語表記ではなく)。
ブックレットの裏面は、全編スポンサーであるサナトリウムの広告。
(限定4部)
|
|
|
33003

2,500円
送料:1枚/200円205円 |
CD 「アルタイ人」
サルィマイ ウルチマエフ 2004 |
「アルタイ カイ」第3弾は、メンバーにさらに新しく加わった、サルィマイ ウルチマエフのソロアルバムだ。喉歌カイも渋いが、「アルタイ
カイ」の飛び道具、アルタイの江戸屋猫八の異名をもつ(?)サルィマイ、あらゆる鳥や動物の鳴き真似を得意としている。さらに、縦笛ショール、吸い込みラッパのアムィルグィ(ジャケ参照、本来はヘラジカ猟に使う)、口琴コムスなどを駆使して独自の世界を展開する。その人物像は、クマと肩を組むジャケ写真からも想像される。
口琴を使った物語の情景の描写、口琴を演奏しながらの人物の対話や犬の鳴き声、口琴とカイの同時演奏などは非常にユニーク。
『馬群』のエミルも2曲(実際には4曲?)、擦弦楽器イキリ、撥弦楽器トプシュールとカイで参加。代表のウルマット
ウィンターエフの各種のカイもおまけ的に1曲あり。
全14曲52分。曲名はアルタイ語原語とそのロシア語訳。解説はないが、歌詞の大意の露訳が掲載されている。
(限定5部) |
|
|
33004

2,500円
送料:1枚/200円
205円 |
CD 「ハン アルタイ」
アンサンブル「アルタイ カイ」 2005 |
アジア中央部の音楽グループは、メンバーの出入りが実に激しい。「アルタイ
カイ」もご多聞に漏れず。このCDでは、代表のウルマット ウィンターエフ、創設メンバーのオイロート
オトゥーコフ、ソロCDを出したエミルとサルィマイに加え、エレメイ グラズィンと、初の女性メンバー、ラドミラ
テルキシェヴァ(エミルの姉妹?親戚?)の6人編成。
伝統曲のほか、メンバーによる作品も。特にエミルの曲が、全体の半数近くを占める。音程の異なる何本かの口琴を使ってメロディを演奏する、実験的な試みや、早口歌も。
オイロート オトゥーコフによる英雄叙事詩「ヨスキュス ウール」は、『アルタイの生まれる處』に納められているものとは別バージョン。
全16曲60分。曲名はアルタイ語原語とそのローマ字表記、露語訳、英語訳の4本立て。露・英の詳細な解説と、歌詞の大意の訳が掲載されている。さらに、各メンバーの出身氏族までも。虫メガネのご用意を。
(限定5部) |
|
|
33005

2,500円
送料:1枚/140円 |
CD 「21世紀」
アンサンブル「アルタイ カイ」 2005 |
紙ジャケになった「アルタイ カイ」。上記『ハン アルタイ』の6人からオイロートとエレメイが抜け、新たにアムィル アクチンと、2人目の女性メンバー、ソルナイ
サプィシェヴァが加わった6人編成。
シャマニズム儀礼をテーマにした「祈り」、口琴の多重奏をバックに、口琴について歌う「鳴れ、鳴れ、我がコムス」など。2人の女性ヴォーカルが上手に生かされている。[11]アムィル アクチンの、バヤン弾き語りによる喉歌がいい。[12]ギター伴奏など、新しい試みも。
ボーナストラックとして、所収曲「夏」の、アレクサンドル コルチャギンによる「水浴びする鳥たちリミックス」。
全13曲54分。曲名はアルタイ語原語と、その露語訳、英語訳の3本立て。解説はなし。
(限定5部) |
|
|
33006

2,500円
送料:1枚/200円
205円 |
CD 「Remix」
アンサンブル「アルタイカイ」 2006 |
『21世紀』のボーナストラックでその片鱗を見せた、リミックス。ジャケットのイメージや、『Remix』というタイトルから、このアルバムでは、これまでのアルタイカイのレパートリーを、シンセやリズムマシンのアレンジに乗せて聞かせるのかと思いきや、そればっかりという訳でもない。
シンセアレンジは、[1,2,9,10,11](と、『21世紀』のボーナストラックの再録[12])のみ。そのうち、9曲目「アルグィマク」と11曲目「エレ
チュイ」は、『アルタイの生まれる處』所収の同曲の、ほぼそのままのシンセアレンジだが、[2,10]は新曲のシンセアレンジ、1曲目「カラ
スー」は、『21世紀』所収の同曲とは別演奏のリミックス。
3〜8曲目はシンセアレンジではなく、新曲の、通常のアンサンブル演奏。
参加は、歴代のメンバーのうち、ウルマット、オイロート、アムィル、エミル、サルィマイ、エレス、エルケメン、ソルナイ、ラドミラの9名。
全11曲46分。曲名はアルタイ語原語のみ。解説はなし。
(限定1部)
|
|
|
33007

2,500円
送料:1枚/200円
205円 |
CD 「Made in USA」
アンサンブル「アルタイカイ」 2006 |
2006年バージニア州ギャラックスで録音された、『Made in USA』。『21世紀』のメンバーに、オイロートが(アメリカツアー要員として?)再び加わった7人編成。
曲名は、英語表記のみのため、これまでのCDとの対比が困難だが、最後の1曲を除き、既存の6枚のCDの中の曲のうちから選曲されている。「アルタイ
カイ」のベスト盤といったところか。ただし、どれも新録音なので、聴き比べも面白いかも。例えば、アムィルアクチンによるバヤン弾き語りの喉歌「カーン
アルタイ」は、「21世紀」では自由なリズムで歌い上げているが、こちらではリズムを前面に押し出した演奏。どの曲も、全体的にテンポアップしたアレンジとなっている。
全17曲60分。解説はなし。
(限定4部) |
|
|
33008

2,500円
送料:1枚/140円 |
CD 「21世紀 ver.2」
アンサンブル「アルタイカイ」 2006 |
紙ジャケ版第2弾。『21世紀 バージョン2』と謳っているものの、全14曲中13曲までが、『Remix』からの5曲と『21世紀』からの8曲のそのまま再録。コンセプト不明の一枚だ。
唯一他では聞けない(?)録音は、1曲目「英雄の言葉」だが、こちらは『Made
in USA』の同曲の録音に、バヤンを追加し、アレンジを少々切り張りしたものだ。
メンバーのカラー写真は新しいかも。
全14曲56分。曲名はアルタイ語原語と、その露語訳、英語訳の3本立て。解説はなし。
(限定4部) |
|
|
33009

2,500円
送料:1枚/140円 |
CD 「ウル カーン」 ウルマット ウィンターエフ 2008 |
紙ジャケ版第3弾。前作で崩れた体勢を立て直すためか、代表にしてプロデューサーであるウルマットのソロ
アルバムを投入。「カルキラ」「トゥムチュク カルキラ」「ボルバン カイ」など、各種のカイのテクニックをデモ風に(ただし延々と)演唱。人間の声なのに、機械音のように聞こえてくる。これまでの、「聞きやすい」アンサンブル演奏とは一線を画す。
[5]「チョクィル アット」とは、アルタイ共和国ウラガン地区カラ-クデュル村の特産である、ぶち模様のテレンギート馬のこと。
1曲披露するトプシュール(トプチュール)を奏でながらの英雄叙事詩語りは、伝説のカイチ、アレクセイ
カルキンの「オチ-バラ」の冒頭の「トプシュールへの讃歌」ではじまり、「ウラガン」の語源となった「ウル
カーン」(偉大なるハーン)へとつなぐ。アルタイ語歌詞が全編掲載されているのがうれしいが、実際の演唱は少々異なるようだ。
ボーナストラックとして、オーケストラ風シンセ アレンジ〜ロック調(?)をバックに喉歌を披露する曲も。
全7曲45分。曲名はアルタイ語原語(とその露語表記)と、ローマ字表記。簡単な露・英の解説(というかウルマットからのメッセージ)あり。
(限定1部) |
|
|
|
|
33011

2,000円
送料:1枚/140円 |
2014.7.20
CD 「エネルギー」
アンサンブル「アルタイ カイ」 2011 |
ウルマット、アムィル、アレクセイ、エドゥアルドの4人で、出所不明のディスコ音源に乗せて歌う喉歌カイ。ロシアのワールド
ミュージック フェスなどの会場で、大音響でかかっていそうだ。
口琴コムスもかなり頑張っており、口琴をテーマにした歌も。ジャケ裏のデザインが、口琴マニアにはたまらない。
同じくジャケ裏には、ゴルノ-アルタイスクの「シティ」なる寿司バーの名がスポンサーとして挙げられている。海から最も遠いこのあたりで、一体どんな寿司を食べさせるのだろうか。
全8曲48分。曲名なし、解説なし。メンバー4人のプロフィールが、露語で記載されている。紙パッケージ。
(限定3部) |
|
|
33021

2,500円
送料:1枚/200円
205円 |
CD 「The Best」
ボロット バイルィシェフ 2010 |
全15曲のうち、『Khranitel' ognya』(2008)から9曲、、『宇宙の命脈』(2003)から3曲、『Sbornik pesen Bolota Bairysheva』(2010)から1曲を採ったベスト盤。
[12]は『秘密の夢』(2000)所収の「祈り」に手を加えた(うっすらと背景音を追加した)もの。[4]は、曲名こそ異なるが、[15]の別アレンジだ。
どの曲も、『宇宙の命脈』路線に連なる、シンセを多用したアレンジ。アルタイ共和国およびロシア連邦の名誉芸術家の称号をもつボロットだが、その立ち位置は、あくまでもカイチ(英雄叙事詩語り)ではなく、「喉歌も使う歌手」の様だ。
56分、曲名は露語(またはアルタイ語)と、英語訳の2本立て。解説なし、デジパック。
(限定4部) |
|
|
33022

2,500円
送料:1枚/200円
205円 |
CD 「熊の子守歌」
ノホン シュマーロフ 2004 |
ボロットを喉歌カイの世界に引きずり込んだ男、ノホン(本作ではNogonと表記)。自らも、迫力のある英雄叙事詩の語り手である。
「三つの嶺への賛歌」のほか、「祖父の子守歌」「蛇の子守歌」「熊の子守歌」など喉歌子守歌が4曲も入っている(こんな倍音たっぷりに歌われて眠れるのか?)。口琴のソロも数曲収録。
[1〜9]は2000年ノヴォシビルスクでの録音と書いてあるが、明らかにスイスのFace Musicからリリースされたソロアルバム『Altai Maktal』からの抜粋・再録。[10〜16]はスイスで録音された、同じくFace Music盤『Uch sumer』からの抜粋・再録。このため、ボロットや、アルタイ共和国在住のカザフ人ミュージシャン、シャナイダルの歌声も数曲聴ける。
全16曲66分。曲名はアルタイ語のロシア語風表記とローマ字表記、露語訳、英語訳の4本立て。ブックレットには、ノホンの詳細なプロフィール、楽器解説などが6ページ(露語)。2004年モスクワにてリリース。
(限定4部) |
|
|
|
|
33024

1,500円
送料:1枚/140円 |
2013.1.27
CD-R 「祖先の呼び声」
ノーヴァヤ アジヤ 2006 |
ボロットの『宇宙の命脈』に路線的にはつながる、アルタイの伝統音楽をもとにした現代アレンジ。2004年に結成されたグループ「新アジア」。創設メンバーは、アレクサンドル トリーフォノフ(作・編曲、KB)、エミル テルキシェフ(「アルタイ カイ」メンバー、擦弦楽器イキリ、口琴コムス、喉歌)、マラット ハビブッリン(Sax, Cl)、ロマン フィオナ(B)、アレクサンドル カプチカエフ(トプシュール)。その後、エミルとマラットが抜け、代わりに、楽器製作者でもあるアイダル チュルポフ(擦弦楽器イキリ、口琴コムス、縦笛ショール、喉歌)が参加。
エミルの歌声(渋い!)は[1]「祖先の呼び声」と[11]「Modern Altay」で。
全12曲66分。曲名はロシア語と、その英語訳。解説なし。2006年ゴルノ-アルタイスクにてリリース。
(限定1部) |
|
|
33031

2,500円
送料:1枚/200円
205円 |
2012.6.10
CD 「聖なる遺産」
2008年国際カイチ(叙事詩の語り部)大会入賞者 2009 |
アルジャン ケゼレコフ、ノホン(ノゴン) シュマーロフ、エレス タドィキン、カルィシ ケルギロフ…。2008年に開催された、国際カイチ大会の入賞者、15名による英雄叙事詩のソロ弾き語り18曲が、80分にわたりたっぷりと味わえる。
時としてヘタウマ、決して洗練されているとは(「アルタイ カイ」のように)言い難い、アルタイの英雄叙事詩語りの本来の姿が垣間見られる。
ジャケットでにっこりとほほ笑むのは、この年の最優秀カイチに選ばれた、「アルタイ カイ」のメンバーでもあるアムィル アクチン。他のほぼ全ての演唱者が、トプシュールを爪弾きながらの演奏だが、彼の2曲のうちの1曲「ジャナル」だけが、擦弦楽器イキリの弾き語り[11]。これが渋い!「アルタイ カイ」のアルバム『黄金のタイガ』で聞かせる「テレンギート ジャナル」と同曲だが、微妙にアレンジが異なる。
ノホンの[2]「三つの嶺への賛歌」と[17]「熊の子守歌」は、ソロアルバム『熊の子守歌』所収の同曲の再録、ウルマットの[5]「ウル
カーン」と[16]「チョクィル アット」はソロアルバム『ウル カーン』所収の同曲の再録だが(何故か回転数(というか音程)は微妙に異なる)、他のカイチ達の演唱は他では聞けないので、価値はある。
ウルマット ウィンターエフのソロ アルバム『ウル カーン』に掲載されているのと同じ、伝説のカイチ、アレクセイ
カルキンの「オチ-バラ」の冒頭の「トプシュールへの讃歌」と、「ウラガン」の語源となった「ウル
カーン」(偉大なるハーン)のアルタイ語歌詞が掲載されているものの、他に解説はなし。アルバムタイトルはアルタイ語と露語。曲名と演唱者名は、アルタイ語と露語の折衷的な表記。
(限定4部) |
|
|
33032

2,500円
送料:1部/200円 |
2012.7.4
本+CD 「アルタイのカイチ達」
アルタイ共和国文化省他発行 2010 |
1861-1946のニコライ ウラガシェフに始まり、「伝説のカイチ」アレクセイ カルキン(1925-1998)やその息子エルベク
カルキン、サルダバイ サブディン、1978年生まれのアルジャン ケゼレコフ、女性カイチのライサ
ヤダガノヴァ(タンダライ)まで、20名のアルタイを代表するカイチ達の詳細なプロフィールと顔写真が、A5・68ページに渡って紹介されている。これ1冊あれば、アルタイの叙事詩の語り手たちに関する専門家に。
付属のCD(48分)には、アレクセイ カルキン、タヌィスパイ シンジン、エルベク
カルキンをはじめ、8名の演奏を収録。ただし、ノホンの[3]はソロアルバム『熊の子守歌』ほかに所収の「三つの嶺への賛歌」、オイロートの[5]は『聖なる遺産』所収の「カイの歌」、ウルマットの[6]は『ウル カーン』所収の「ウル カーン」、タンダライの[8]は『Erdine』の「カイ」、と8曲中4曲までが他の音源からの再録。とはいえ、アレクセイ
カルキンの演唱が聴けるだけでもありがたい。
本文は全編、露語とアルタイ語の併記。CDは、演唱者名が書いてあるだけで、曲名も書いてない。当然ながら、曲の解説もなし。
(限定3部) |
|
|
■アルタイのコムス |
|
|
|
|
|
10622

6,000円
送料:1点/200円 |
2013.1.27
コムス ケース:「鷲」 製作者:ヴラヂーミル ポトキン |
口琴本体は、真鍮枠のオーソドックスなもの。鷲の頭部を象った、木製のケースの頭頂部には、永遠を象徴する吉祥模様が彫られている。
楽器の全長72mm程度、幅25mm程度。ケースは全長13mm、幅40ミリ、高さ40mm程度。
(限定1点) |
|
|
|
|
|
|
|
|
●ハカス |
|
33101

2,500円
送料:1枚/200円
205円 |
CD 「アイドィム」
アンサンブル「ユルゲル」 |
アルタイとトゥヴァ接するハカス共和国。ハカス民族にも伝統的な喉歌が存在する。アルタイと同様、英雄叙事詩語りに使用されるのだが、伴奏楽器は、チャトハンという筝の一種が国民楽器と言えるほどの地位を占める。
アンサンブル「ユルゲル(プレアデス星団)」は1989年結成。CD録音時の代表は、2度の来日経験がある、エヴゲーニイ
ウルグバシェフ。チャトハンを奏でながらの英雄叙事詩語りハイの名手である。各種笛類、2弦の撥弦楽器ホムィス(アルタイのトプシュールに相当)、口琴ティミル-ホムィスなども演奏する。
メンバーは、イライーダ アハパシェヴァ(vo, チャトハン)、インナ イディメシェヴァ(vo)、イリーナ グロムコヴァ(ホムィス)の女性3名と、イーゴリ キリジェコフ(vo, 2弦の擦弦楽器ウィーハ)、レオニード イヴァンダエフ(片面太鼓テュル、ハイ、ティミル-ホムィスほか)の男性陣。
エヴゲーニイの十八番、英雄叙事詩「アルトィン アルィグ」冒頭部や「白きハンの物語」の一部(『草原の吟遊詩人』盤とはもちろん別バージョン)をはじめ、メンバーのソロ、アンサンブルといろいろ聞ける。
2002年モスクワ録音。全17曲53分。比較的詳しい、露語と英語の解説。 |
|
|
33102

1,000円
送料:1枚/200円
205円 |
2014.6.18
CD‐R 「白き山々」 エヴゲーニイ ウルグバシェフ |
ハカス共和国およびロシア連邦の名誉芸術家となった、エヴゲーニイ ウルグバシェフのソロアルバム。チャトハン伴奏による喉歌ハイの弾き語りが10曲、縦笛スィーラス1曲、2弦の撥弦楽器ホムィスの演奏と弾き語りが計3曲(口琴はなし)。
特にチャトハン弾き語りの曲は、モスクワ盤『アイドィム』とおなじ曲目が大半を占めるが、すべて新録音なのがうれしい。聴き比べると、事前に用意しておいた要素を、どのように即興的に繰り出していくのか、その様子がわかる。また、超低音による英雄叙事詩語り2曲は、『アイドィム』盤よりも半音近く低く歌われており、自らの可能性に挑戦する姿勢が伺われる。カザフスタン仕込みのホムィスの速弾きもいい。
自家製CD-Rではあるが、エヴゲーニイの超低音にしびれた人には必需品。
2004年ハカス共和国の首都アバカンにてリリース。全14曲51分。曲目は、ハカス語と露語による記載。作詞・作曲名が書いてあるが、詳しい解説はなし。
(限定2部) |
|
|
30104

2,600円
送料:1枚/200円
205円 |
CD 「草原の吟遊詩人:アジア中央部 ハカス民族のチャトハン(箏)とハイ(喉歌)
」
(NKK004) |
1997年5月に、日本口琴協会の招聘により、東京青山円形劇場で行われたライブ盤。
トゥヴァとアルタイに国境を接する、ハカス共和国。これらの国と共通する文化を持ちつつ、独自のスタイルを保持するハカスの魅力満載の一枚。全70分。
チャトハン伴奏による英雄叙事詩語りハイ、2弦の撥弦楽器ホムィス、2弦の擦弦楽器ウィーハ、口琴ティミル-ホムィス…
メンバーは、のちにハカス共和国およびロシア連邦の名誉芸術家の称号を受けたエヴゲーニイ
ウルグバシェフ、彫刻家としても知られるヴャチェスラフ クチェーノフ、楽器製作者でもあるセルゲイ
チャルコーフの男性3名と、女性口琴奏者リュボーフィ アヨーシナ。
男性3名は、2006年2月には、文化庁主催「国際民俗芸能フェスティバル」に参加、東京と沖縄、二つの国立劇場で公演を行った。
32ページブックレット、ハカス語歌詞、日本語・英語解説。詳細はこちら。 |
|
|
■ハカスのティミル‐ホムィス |
|
|
|
●ハカス・アルタイ |
|