紐で引く口琴は、コツを掴むまでがむずかしい。

枠の端を弾く口琴は、だれにでも弾けてうれしい。ミンダナオ島ティボリ族の口琴。全長255mm、持ち手の幅18mm程度。線刻模様は、個体差があります。

ベトナム北部のモン族は、中国で苗（ミャオ）族、タイでメオ族として知られる。真鍮製のこの口琴は、ケースから取り出し、弾き、ケースに仕舞うまでの全ての行為において、決して「無理な力」をかけてはいけない。心を静め、余韻の長さにひたって下さい。（最近は速弾きをする人もいるようですが。）洒落た装飾の竹筒入り。
音程は、F〜Gを中心としたあたり。楽器全長 約103mm、ケース全長 約110mm。

ケースのリボンの模様/色をお選びいただけます。在庫確認の際に、ケースの番号もお知らせ下さい。今回の入荷は、1，3，4，6，7、そして8（1や3の色違い、黒地に赤と白）、9（同じく、黄色地に緑とオレンジ）です。
在庫僅少のものもあります（座布団＜紐の先についている三角の布＞の選択は、当方におまかせ下さい）。

ベトナムのモン族のンチャンが、薄い真鍮版を「折り曲げる」ことによって強度を出しているのに対し、ラオスのモン族のンチャンは、はじめから厚めの真鍮版を使用し、そこから繊細な弁を切り出している。弁と枠との隙間は、表からではわからないほど狭い。しかも、弁の先端はダブリューW字型に形づくられている。（これは、2弁という表現はあまり正しいとはいえない。正確には「弁の先端が2つに分かれている」と言った方がいいだろう。）信じられないほどの職人技に目を見張る、最高品質の口琴。早弾きには向きません。線刻を施し、赤い色（あるいは赤と緑）をつけた竹のケース入り。ケースと楽器をつなぐ紐はなし。
（限定10点）

二つの「肩」と二つの先端。合計４つの突先をもつ、おそるべき技術によって作り出された逸品。弁と枠との隙間の総延長を稼ぐための工夫か。早弾きには向きません。線刻を施し、赤い色をつけた竹のケース入り。
（限定2点）

この幅に、二つの「肩」と、３つのの先端を切り出すとは。。合計5つの突先をもつ、おそるべき技術によって作り出された究極の口琴。線刻を施し、赤い色をつけた竹のケース入り。
（限定2点）

音程の異なる、2本の繊細な真鍮製口琴が、扇のようにまとめられている。彝（イ）族伝統の真鍮製2片口琴。開く際には要注意！伝統的な点刻模様の入った、竹製のケースに納められている。
2片のホホのみ、それぞれが背中（折り曲げられていない方）合わせに組み合わされており、音程は長2度（C-D, D-Eなど）となっている。

楽器全長 約60〜67mm、ケース全長 約70〜75mm

音程の異なる、3本の繊細な真鍮製口琴が、扇のようにまとめられている。彝（イ）族伝統の真鍮製3片口琴。開く際には要注意！伝統的な点刻模様の入った、竹製のケース入に納められている。
音程は、演奏時の状態で上からc-A-d, A-F#-Bなど（真ん中が一番低い）となっている。

楽器全長 約50〜55mm、ケース全長 約75〜85mm
（限定10点）

音程の異なる、4本の繊細な真鍮製口琴が、扇のようにまとめられている。彝（イ）族伝統の真鍮製4片口琴。開く際には要注意！伝統的な点刻模様の入った、竹製のケース入に納められている。
音程は、演奏時の状態で上からA-F#-B-E, G-E-A-Dなど（上記3片に一番低い音を下に加えた形）となっている。

楽器全長 約55〜62mm、ケース全長 約75〜85mm
（限定10点）

音程の異なる、5本の繊細な真鍮製口琴が、扇のようにまとめられている。彝（イ）族伝統の真鍮製5片口琴。開く際には要注意！伝統的な点刻模様の入った、竹製のケース入に納められている。
音程は、演奏時の状態で上からA-F#-d-B-E, G-E-c-A-Dなど（上記4片の中央に一番高い音を加えた形）となっている。

楽器全長 約55〜60mm、ケース全長 約70〜80mm
（限定10点）